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ユートピアってのは理想郷とか天国のようなものを思うけれど、なかなか具体的には思い描けないものです。でもそれを実現しようと様々な組織、団体が行動に移した結果は、傍から見てディストピアになるんですよね…。 日本の近くにも、いまだに理想の実現に向けて…というか指導層には理想的なんだろう体制を維持してる国があります。 人間、知恵がつくってのはなかなか大変であります。
それはともかく、本書には『ユートピアにはこれまで、主にその中傷者による死亡宣告と埋葬があまりにも頻繁に行われてきたため、訃報欄の記者を苛立たせるほど繰り返されるその再来が、もはや奇跡的な再臨のように感じられるかもしれない。』ってな言葉が満ちていて、読解力のない自分には、まったくもって持て余す一冊でした。 で、まぁ、ネット上の書評(下記UR)を探して納得するという体たらく。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO58887130U3A820C1MZB001/