よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

ふと思ったこと

2009-06-15 | 


子供の臓器移植法が問題になっている。
テレビに出る政治家の話を聞いていて思った・・・無責任。
子供の臓器移植をやりやすくする法案に反対する政治家の、その根拠は心情。
「心臓も動いている、体の温もりもある、それで死んでいるといえるのか?」と疑問を呈しているのだが、助かる同胞の命を救わないで他国任せと、当事者である家族に大きな負担を負わせている現状を何とかしなくちゃいかんだろう! という客観的な問題に対し、心情的に容認できないから反対だというのでは、我々素人と同じじゃないかと思うのです。
脳死状態であっても生きていると主張することに反対ではないし、生かし続けようとすることに感動も覚えるので家族の意思を尊重するのが一番だが、中には脳死を受け入れる家族もいるかもしれない・・・それに移植しない限り確実に死を迎える子供を持つ親の気持ちを思うと、心情がどうであろうと、移植がやりやすくなる環境を作るのが政治家の仕事じゃないだろうか・・・
郵政民営化を争点に総選挙があったが、これも国民的な争点にしてもいいくらいの問題ではないだろうか・・・などと。