3月29日午後。
千葉市内の
現場の下見を終え、
季美の森の
住宅街を走行中、
交通事故現場に遭遇。
乗用車2台の
オフセット衝突。
エアバッグも
まだ膨らんだまま。
どうやら、
やったばっかだ。
1台は
センターラインを
またいだ状態で、
片側車線は
大型車がギリで
通れる間隔。
事故車の傍らで
当事者であろう
初老の男性Aが
携帯電話で通報中。
一方の事故車から
これまた初老の男性Bが
顔をこわばらせながら
やっとこさっとこ
出てきた。
(ありゃりゃ)
俺は軽トラを側道に停め、
下車して出てきたBに
近寄り話しかけた。
(俺)「喋れます?」
(B)「…はい」
(俺)「どっか痛い?」
(B)「肩が…、おなかが…」
(俺)「おしりが痛くなきゃ座って楽にして」
(B)「ううぅ…」
(A)「いま救急車呼んだから」
Aはぴんぴん。
大丈夫そう。
両方向から
車が来た。
(俺)「こりゃおいねぇや」
発炎筒準備する
暇もない。
頭の上で
両手を大きく振り、
片方をストップ。
もう片方を誘導。
交通整理を
はじめてしまった。
キリのいいとこで
逆側を誘導。
繰り返し
繰り返し。
俺一人だから
ちょいと忙しい。
しばらくして
救急車と
レスキュー隊が到着。
救急班は
怪我人の状態を
確認しながら
的確な対処。
レスキュー班は
開かないボンネットの隙間へ
手を突っ込み、
(レA)「バッテリー解除!」
(レB)「よし!」
動きの
すばらしいコト
すばらしいコト。
一瞬手の空いた
レスキュー隊員Bに、
(俺)「スミマセン、赤棒あります?」
(レB)「あ、はい!」
交通整理のための
赤い棒を
貸してもらった。
調子こいて
はかどってる俺。
その後も
なんだかんだ
10分くらい
やってたか。
っとそこに、
隊の一番偉そうな人が、
(偉)「ありがとうございます、この辺の方ですか」
(俺)「いえ、通りすがりです」
(偉)「どちらから?」
(俺)「いすみ市、大原です」
(偉)「え!?そうなんですか?」
俺は消防車を見て、
(俺)「山武郡市広域…、そっか、ほらやれ君とこですね?」
俺の友人
ほらやれ君(仮名)が
所属している。
(偉)「え?」
(レA)「ほらやれのお知り合いですか!?」
(俺)「はい」
(レA)「ありがとうございます!」
(俺)「オマワリが、いや、お巡りさんが来るまで(棒振り)やっときますよ」
(偉)「助かります」
ようやっと
オマワリ到着。
どこのオマワリも
遅い。
最後に初老男性Aに
声をかけた。
(俺)「あなたは大丈夫?」
(A)「えぇ、っでも、すみませんね、仕事中でしょ?」
(俺)「大丈夫ですよ、帰り道ですから」
(A)「でも、すごいね」
(俺)「へ?」
(A)「交通整理、慣れたもんだ!」
(俺)「消防団やってたせいかな?」
(A)「なるほど!」
(俺)「っじゃ俺は帰ります」
っつって撤収。
山武郡市広域と
旧大原町消防団OBとの
コラボ劇。
死者も
二次災害もなくて
よかった、
マジで。
千葉市内の
現場の下見を終え、
季美の森の
住宅街を走行中、
交通事故現場に遭遇。
乗用車2台の
オフセット衝突。
エアバッグも
まだ膨らんだまま。
どうやら、
やったばっかだ。
1台は
センターラインを
またいだ状態で、
片側車線は
大型車がギリで
通れる間隔。
事故車の傍らで
当事者であろう
初老の男性Aが
携帯電話で通報中。
一方の事故車から
これまた初老の男性Bが
顔をこわばらせながら
やっとこさっとこ
出てきた。
(ありゃりゃ)
俺は軽トラを側道に停め、
下車して出てきたBに
近寄り話しかけた。
(俺)「喋れます?」
(B)「…はい」
(俺)「どっか痛い?」
(B)「肩が…、おなかが…」
(俺)「おしりが痛くなきゃ座って楽にして」
(B)「ううぅ…」
(A)「いま救急車呼んだから」
Aはぴんぴん。
大丈夫そう。
両方向から
車が来た。
(俺)「こりゃおいねぇや」
発炎筒準備する
暇もない。
頭の上で
両手を大きく振り、
片方をストップ。
もう片方を誘導。
交通整理を
はじめてしまった。
キリのいいとこで
逆側を誘導。
繰り返し
繰り返し。
俺一人だから
ちょいと忙しい。
しばらくして
救急車と
レスキュー隊が到着。
救急班は
怪我人の状態を
確認しながら
的確な対処。
レスキュー班は
開かないボンネットの隙間へ
手を突っ込み、
(レA)「バッテリー解除!」
(レB)「よし!」
動きの
すばらしいコト
すばらしいコト。
一瞬手の空いた
レスキュー隊員Bに、
(俺)「スミマセン、赤棒あります?」
(レB)「あ、はい!」
交通整理のための
赤い棒を
貸してもらった。
調子こいて
はかどってる俺。
その後も
なんだかんだ
10分くらい
やってたか。
っとそこに、
隊の一番偉そうな人が、
(偉)「ありがとうございます、この辺の方ですか」
(俺)「いえ、通りすがりです」
(偉)「どちらから?」
(俺)「いすみ市、大原です」
(偉)「え!?そうなんですか?」
俺は消防車を見て、
(俺)「山武郡市広域…、そっか、ほらやれ君とこですね?」
俺の友人
ほらやれ君(仮名)が
所属している。
(偉)「え?」
(レA)「ほらやれのお知り合いですか!?」
(俺)「はい」
(レA)「ありがとうございます!」
(俺)「オマワリが、いや、お巡りさんが来るまで(棒振り)やっときますよ」
(偉)「助かります」
ようやっと
オマワリ到着。
どこのオマワリも
遅い。
最後に初老男性Aに
声をかけた。
(俺)「あなたは大丈夫?」
(A)「えぇ、っでも、すみませんね、仕事中でしょ?」
(俺)「大丈夫ですよ、帰り道ですから」
(A)「でも、すごいね」
(俺)「へ?」
(A)「交通整理、慣れたもんだ!」
(俺)「消防団やってたせいかな?」
(A)「なるほど!」
(俺)「っじゃ俺は帰ります」
っつって撤収。
山武郡市広域と
旧大原町消防団OBとの
コラボ劇。
死者も
二次災害もなくて
よかった、
マジで。