マジで火の用心

ゆんべも
火災発生！。

いそっぴと
気分良く
風呂入ってっと、

(た)「父ちゃぁ～ん」
(俺)「あぁ？」
(た)「火事ィ」
(俺)「んあ!?どこっ？」
(た)「深堀だって」
(俺)「ったぁ～！」

デリケートな
赤子の肌を洗うに
手抜きはできない。

しっかり泡立てた
ボディーソープで
やさしく丁寧に。

丁寧に。

丁寧に。

(俺)「出っぞぉ～！」
(お)「はぁ～い」

風呂から上がり
頭を乾かす間もなく
着替える。

(お)「行くの？」
(俺)「おぉ」
(お)「現役いるんでしょ？」
(俺)「っでも行く」



現場付近、
道狭し。

ほとんどが
近くの川から給水。

軽トラが
やっと通れるくらいの
小さな橋に
１０本近いホースが走る。

その橋の向こうが
火災現場。

山ん中。

真っ暗。

聞くと、
どの分団も
ましてや本署も、
場所がわからず
右往左往したらしい。

近所の人間も
入ったことのない
場所だって。

奥の小屋らしきものが
燃えたと。

見るに
小康状態の様子。

(本)「４分団を残して撤収！」

俺も
ホース２本巻いて
ポンプ車へ戻して、

(俺)「あとヨロシク！」

と撤収。



ちょっと心配ごと。

ここ数日の
４件の火災、
内３件が東海地区。
さらに内２件が
我が地元日在。

どの分団も
連日の火災出動で
多くのホースを使用し、
乾いたホースが
足りない。

ホースの損傷も
著しい。

近年、
新しいホースの支給も
少ないらしい。



マジで、
よく考えよう。