心にうつりゆくよしなしごと / 小嶋基弘建築アトリエ

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木造トラスの製作・施工図作成承ります。

2016年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム

在来木造による 《木造トラスの製作・施工図作成》 承ります。

 ”伝統構法大工” 兼 ”一級建築士・設計士” による、高精度の製作・施工図の作成(Jw_cad)です。

 

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・木造トラスはJIS A 3301木造校舎の構造標準設計によるものだけではありません。

 

・木造に造詣の深い”意匠 兼 構造設計者”にとっては、

 自らのデザインが伝統構法大工による高い精度で実現出来ます。

 

・木造トラス各接合部の安全性の検証が出来る高い技術を保持した構造設計者の構造計算により、

 JIS A 3301プレカットトラスの接合部仕様規定と異なる接合方法が実現出来ます。

 

 よって、設計・施工で連携が出来れば、

 プレカット工場も巨額なJIS A 3301用トラス製造マシンを導入しなくて済みます。

 

 つまり、プレカット工場が量の仕事を、高い技能を保持する大工がトラス製作を分担する事で、

 地方経済にとってメリット大となります。

 

・上記により、地域材や地元職人の技術の活用による、地場産業の振興や地域経済の活性化が図られます。

 

 逆に、プレカットに全て頼ると、木造トラスを製作出来る高い技能を保持する大工職人がやがて居なくなります。

 地場産業の振興や地域経済の活性化どころか、地域の衰退につながりかねません。

 

・木組み部ディテールについても、詳細な施工図作成(構造設計図)により、

 プレカット標準であるこの様な危険な断面欠損を回避出来ます。

 

・プレカット工場の仕様、建築士の資格の無いCADオペレーターの知識量・技量に接合部の加工を一任する事なく、

 構造設計者自身が施工図でチェック出来ます。

 

・JIS A 3301用トラス製造マシン導入済みプレカット工場にとっては、

 マシンの適用範囲外のデザイントラスが製作出来ます。

 

参考過去記事

【2012年7月17日 合掌(トラス)

【2012年7月19日 合掌(トラス)その2

【2012年7月21日 合掌(トラス)その3

【2012年7月22日 合掌(トラス)その4

【2012年7月25日 合掌(トラス)その5スパン≒9.1m

【2016年7月27日 合掌(トラス)その6 木造トラス施工図

【2016年7月29日 合掌(トラス)その7 構造設計事務所編①

【2016年8月01日 合掌(トラス)その8 構造設計事務所編②


  

  

  

     

  

     

  

  

  

  

  

  

  

  

   

 

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