goo

▲トーヨーボールのアスベスト除去終わる

■私としては、まだまだ心配なトーヨーボール

 みなさんもテレビ報道などでご覧になったと思いますが、アスベスト除去がほぼ終わりました。

 当日、住民も中に入れるということで行きましたが、対象は「建物の北側の塩川地区の人たちだけ」とのことで、それも施設の北側の塩川の人たちだけで、他の住民はダメというのが解体業者の言い分で中に入ることはできませんでした。

 私は、アスベスト常時測定器を借りることができたので、それを持って中に入れて欲しいと交渉しました。「安全ならば問題ないのではないか」と交渉しましたが、断固拒否でした。

 工場が建つときも産廃施設が建つときも住民の理解が求められ、リスクコミュニケーションといって、市民と話し合いながら工事などが進められるのが一般的になってきました。今後、私たちに身近なところでアスベスト除去工事が行われるケースが増えてきます。今回は、市民団体と協定を結んでの工事も実現されませんでした。みんなが情報をもって、安心できるようなアスベスト工事におけるしくみづくりが必要だと思いました。

 テレビでは、中に入った住民の方々が「これならば大丈夫」という姿が報道されていました。地域の方々にとっては、廃墟が撤去されることは喜ばしいことと思います。しかし、私は、最後まで「安全」という視点でこの工事を見届ける責任があると思っています。出来る限りの努力をしていこうと思っています。アスベストは目に見えないのですから・・・。

 写真などがとってあるので、後ほどみなさんにご紹介します。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする