2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲旧トーヨーボール、競売落札者が入金
■3度目の競売で、やっと入金がされました
複雑な地権者の構造や、アスベスト除去費用の見積もりの難しさなどなどがあり、なかなか所有者が決まらなかった稲沢市のトーヨーボールの競売がやっと成立した。一歩前進です。
今後は、安全解体がされるよう、住民とのリスクコミュニケーションを大切にして、業者の方には取り組んで頂きたいものです。私も、最後までしっかりと見届けていきたいと思います。
■暑い一日でした。
午前中は、子育て市民活動のお手伝いをし、午後から、地域の環境問題で「海部事務所」を訪れたり、固定資産税について調べたりしました。県下でも、海部地区の環境問題は深刻な状況です。不法投棄といえば、一般的には、山中などにわからないようにやられるのに、この海部地区では、平坦で見通しが良い場所に堂々とやられている。ため息がでます。
でも、昨日津島市で開催された子育て支援活動の集まりには、定年を迎えた女性から「家の中ばかりにいたら、ぼけてしまう。残された人生を地域のために使いたい」と言葉がありました。うれしかった。
▲大井松田のトーヨーボールでは、封鎖措置
■神奈川県の「旧トーヨーボール問題」
大井松田の旧トーヨーボールが、アスベスト飛散を防ぐために、密閉されたようです。
http://th19380330.at.webry.info/200707/article_4.html#trackback
↓地域に回覧板が回ったようですので、転載します。
【回覧】平成19年6月28日
上大井自治会の皆様へ
大井町
旧トーヨーボールにおけるアスベスト飛散防止策の実施について
平成19年6月15日付にて、旧トーヨーボールにおけるアスベストの使用状況及び周辺におけるアスベスト環境濃度測定結果につきまして、上大井自治会の皆様へ、回覧によりご周知させていただいたところであります。
アスベストの使用が確認されて以来、県と町では、建物の所有者等に対しまして早急にアスベスト飛散防止策を講じるよう求めて参りましたが、去る6月25日までに、所有者において、アスベストの使用が確認された3階フロアー及び1階ボイラー室の開口部分をシートとボードにより封鎖する措置が執られましたので、住民の皆様に再度周知させていただきます。
今回の飛散防止策により、アスベストが外へ飛散する可能性のある建物開口部のすべてが封鎖されたので、直接風が入り込み、アスベストを浸食させる心配も少なくなったと考えております。
なお、アスベスト飛散防止策は講じられましたが、引き続き、アスベスト環境濃度測定を定期的に実施し、その測定結果を住民の皆様に周知していくと共に、旧トーヨーボール及び封鎖箇所の状況把握に努め、破損等の確認がとれた場合に適切な対応がはかれるよう、体制を整えて行きたいと考えております。
・本件についての問い合わせは、大井町環境部環境保全課までお願いいたします。
担当及び問い合わせ先
大井町 環境部 環境保全課
県への問い合わせ先
神奈川県足柄上地域県政総合センター 環境部
▲旧トーヨーボール、競売は成立するのかな?
■明日の4日から、落札者の入金期間
落札者は、入金するんだろうか?
今回は、3度目の競売。
▲トーヨーボール問題で、署名提出
■2811名の署名を提出しました。
トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会(代表:林さん)で、6月5日から集めていた署名の第一次集約分を、愛知県に提出しました。
今回の署名集めながら聞いたことばは「うちの子も、中に入ったんだわ」。それも、かなりの広範囲の若者が入っていたようです。
午前中は、子育て活動。子どもたちと楽しい時間を過ごし、地元の方と一緒に県庁へ直行。帰ってからは、子育て問題でミーティング。子育てが苦手なおかあさんをどうやってサポートしていくか、みんなで知恵の出し合いです。
▲大井松田(?)のトーヨーボールアスベスト問題
■ここでも廃墟のアスベスト問題
稲沢市のトーヨーボールが営業していた頃、関西から関東にかけて、10店舗ほどのトーヨーボールがありました。私の記憶に寄りますと、山科、鴨川、芦屋、大井松田、小田原・・・などが、トーヨーボールチェーンとして営業していたと思います。また、横井秀樹は、箱根に船原ホテルという金のシャチ風呂(?)のあるホテルも経営していたと思います。
同じ頃に建てられたトーヨーボールチェーンですので、稲沢市のトーヨーボールと同様のアスベスト問題があっても不思議ではありません。
そこで、大井松田のトーヨーボールだと思いますが、同様にアスベスト問題が起きているようですので紹介します。
http://th19380330.at.webry.info/200706/article_22.html
▲愛西市議会もトーヨーボール問題で、意見書採択
■21日、議会最終日。やっと意見書が通った。
私は、6月12日の一般質問で、トーヨーボールの現状については、「屋上の崩落の可能性」「災害時の被害」などを含めて、お話をしたので、意見書に関しては、他の議員のみなさんに判断をゆだねる立場でした。
しかし、6月14日(木)の文教福祉委員会では、委員長から委員会提案で意見書を提出する旨が図られたそうですが、残念ながら賛成5、反対4で全員一致が得られず、文教福祉委員会からの意見書提案は見送られ、最終日、賛成議員を募って、本会議最終日に提案されました。
提案者に対する質疑などがありましたが、全員賛成で採択されました。
市民の声を大切にした判断となり、一安心です。
▲稲沢市議会、全員賛成で「トーヨーボール問題」意見書採択
■07/06/19付け、中日新聞です。
昨日もお伝えしましたが、新聞記事をアップします。
稲沢市議会は、トーヨーボール問題の早期解決に向けて、全員賛成で意見書を採択しました。市民の立場にたった判断がされたと、昨日の署名活動のときも、この記事のことを話される方がいらっしゃいました。
▲トーヨーボール問題で、署名活動をしました
■スーパー「ハッピーさおり」で。
きのうするはずだった署名活動は、雨のため延期。今日の11時からみんなで集まって呼びかけました。
昨年の12月にも同じ場所でしましたが、今回の方がずっとみなさんの反応がよかったです。「テレビでやってるものね。なんとかしてもらわなね」 「愛西市に飛んでくるんだから、愛西市にもっと頑張ってもらわないかん」 「子どものことをもっと考えないかん」 そして、最近よくみなさんから頂く言葉は「ご苦労さんだね」。活動をし始めたころには、あまり聞けなかった言葉。みんなで一緒に解決しようという気持ちが伝わってくるような今日の活動でした。本当にうれしかった。
今日の署名活動には、トーヨーボールの近くに住む人たちも参加してくださいました。署名用紙をごっぞりと持っていって下さる方もありました。うれしい反応です。
それにしても、今日は、暑かった~。でも、そうは言ってはいられない。議会最終日の発言事前通告書の提出締め切りは、午後3時。署名活動終了後、必至で議案を読み直して書類作成。3時10分前に議会事務局へ滑り込みセーフ。
■稲沢市議会、トーヨーボール問題早期解決を求め、意見書を採択しました。
みんなと一緒に、こつこつと活動をしてきた甲斐がありました。いろんな立場の人たちが、動き出してくださることに、感謝です。
▲このとき、トーヨーボールの屋上が崩落?
6月8日、アスベストセンターの調査で、屋上が崩落する可能性があると、このブログにも書いた。
昨年の暮れ、大きな音と共に防水シート板がトーヨーボール周辺でみつかった事件をふと思い出した。このときも、屋上の崩落があったのではないだろうか。今まで撮影してきた写真と比較する必要がある。
昨日、愛西市議会の一般質問でも崩落問題を取り上げたが、市側は真剣に受け止めていないかもしれない。崩落したとなれば、かなりのアスベスト飛散も考えられる。
↓そのときの新聞記事(中日新聞H18年12月)
▲廃墟トーヨーボール問題で署名活動
■署名集めに行ってきました
5月27日の市民集会で、署名活動を再開しようということが決まり、今日は、協力してくださるお宅にチラシと署名用紙を届けました。
地区で、まとめて集めてくださるとの連絡を夜になって頂き、急いで署名用紙を届けました。ついでに、議会だよりを夜9時半からポスティング。真っ暗な中に、不気味なトーヨーボールをみながらの歩きましたが、「この今の私の感情・気持ちが、ここに住む人たちの気持ちそのものなんだ」と思いました。
アスベスト飛散の問題は当然重要な問題ですが、こういったものを見て生活せねばならない苦痛。これも問題なんだと思った。
▲愛知県・稲沢市・愛西市にアスベストセンターから提言
■愛知県知事、稲沢市長、愛西市長あてに、提言書
中皮腫・じん肺・アスベストセンター(東京)から、5月27日実施のトーヨーボール内部調査の報告並びに緊急提言が、愛知県知事・稲沢市長・愛西市長に送られた。
建物の老朽化などこれ以上の放置が許されない状態にあることなどが記されている。愛知県知事・稲沢市長・愛西市長に対して回答、今後の考えを求めている。
▲トーヨーボール問題で要望書を提出しました
■要望書は、以下の通り
平成19年6月6日
愛知県知事 神田 真秋 殿
廃墟「トーヨーボール」に関する緊急要望
トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会
代表 林 金男
海部農業と暮らしを守る会
代表 吉川 三津子
5月27日、市民集会を開催しました。地域住民からは、「日々の生活を不安の中で送るのはもういやだ。一刻も早く解体して欲しい。苦痛だ。」と、悲痛な声が寄せられました。愛知県には地域住民の生の声を聞いて頂きたかったのですが、参加頂けなかったことは残念です。
当日の午前中、2月に続き、2度目の内部調査を「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」が実施し、以下の概要の報告書が届きました。
1. 窓ガラスの劣化が進んでいる。
2. 最上階の天井(屋根)の一部は、2月調査よりも大きく崩落している。
3. 吹き付け材の落下が、2月調査よりも量が増え、範囲が広がっている。
4. 2月調査時のアスベストの上に新たに落下したアスベストが堆積している。
5. 2日前に降った雨の影響で床面の吹き付け材は泥状をなしている。
以上の報告から、
1. 最上階(屋根)が崩落する可能性があること
2. 吹きつけアスベストが常時落下し続けていること
3. 落下したアスベストが水分を含むことにより、内部の老朽化が進んでいること
がわかります。
もはや、アスベスト大気調査を実施し、安全だの危険だのと言っている場合ではありません。大地震どころか、小さな地震でアスベスト崩落が起きたり、天井板などの落下により、床に堆積したアスベストの飛散は避けられません。それどころか、最上階(屋上)の落下が起きたらと思うと、一時も早い対策を要望せざるを得ません。
以上の現状と集会での意見を踏まえ、以下の要望を致します。
【要望事項】
1. 知事に、現地を見ていただきたい。
2. 屋上崩落の可能性が高く、アスベストの劣化が日々進行しており、見過ごすことはできない。愛知県は、住民の安全、健康、命を守る立場であることから、競売に頼らず早期に解決していただきたい。
3. 愛知県に於いては、地域代表にだけでなく、広く市民を対象にした説明会に参加していただきたい。
4. 4階部分の工事は、石綿障害予防規則、大気汚染防止法に反する工事であった可能性が高い。住民にアスベスト暴露させた可能性のある違法行為を放置してはならないという観点から、その情報を収集し、周辺汚染の程度を分析していただきたい。
5. 当該建物の解体工事に先立つアスベスト除去工事において、建物やアスベストの劣化状況や汚染状況から、労働安全衛生法石綿障害予防規則、大気汚染防止法、廃掃法等が予定しているアスベスト撤去工事を上回る粉じん対策が必要であることは、国も認識しているところである。一般的な工法で解体できないことや、解体についての要件を広く公開していただきたい。
6. 解体工事に伴うアスベスト撤去工事に関して、周辺住民、地権者、工事発注者、工事業者、行政等による十分な事前のリスクコミュニケーションを形成しながら進めていただきたい。
以上、要望事項に対する回答は、6月17日までに文書にて頂きますようお願いいたします。
▲トーヨーボール問題で来客あり
■うれしい来客
今日は、「一緒にトーヨーボールの問題に取り組んでいきたい」という、うれしいお客様がありました。今までの経緯や今後のかだいについて、説明をしました。本当に心強いことです。
「トーヨーボールの問題は、私が解決する」と、選挙のとき、トーヨーボールの前で演説をした現職の国会議員がいるとの情報も届きました。
是非とも取り組んで頂かねばと思うのです。何とかコンタクトをとってみましょう。
▲トーヨーボールアスベスト問題で市民集会
■愛西市・稲沢市から周辺住民が集まりました。
午後1時半から、「トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会」主催の市民集会に参加。今までの経過などについて、発表しました。
東京からアスベストセンターの永倉氏も参加してくださいました。
この日、永倉さんは、所有者の許可を得て、トーヨーボール内に入りました。もちろん防護服を着て。2月に入ったときより、アスベストの落下は進んでおり、更に問題なのは、屋根の落下が前回より進んでいるということです。いつ屋根が落下するかわからない状況かもしれません。
愛知県も市も、大気調査をしている場合ではありません。屋根が落ちるようなことがあったらどうするのでしょうか。直ちに安全解体ができる方法を模索すべきです。
参加者からは、「子どもたちのことを思うと、とにかく解体して欲しい」との声。もう一度、署名運動をしようとの声も上がりました。一緒に活動してくださる方も増え、少しずつ地域からの声が上がっていきそうです。
▲27日、トーヨーボール市民集会開催
■トーヨーボールアスベスト問題市民集会
◎い つ 5月27日(日)13:30~
◎どこで 愛西市佐織公民館
主催:トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会
海部農業と暮らしを守る会
共催:ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク
名古屋労災職業病研究会
中皮腫・じん肺・アスベストセンター
だれでも参加できます。
5月1日に提出して質問状の回答が来ました。
また、この集会に愛知県も参加して、先日地元代表におこなった説明をして欲しいとお願いしましたが、「すでに県は地元代表に説明した」と、参加いただけないとのこと。
稲沢市では、先日のアスベスト濃度調査結果が回覧されたが、説明会で配付された資料すべてが回覧されたのではなく、今回の調査結果と周辺市町の参考値の資料のみだったとのこと。
代表者への説明会では、愛知県・稲沢市・愛西市が内部調査を行ったときの資料もついており、この中には、振動などによるアスベスト落下の可能性があることも記されていた。
この説明会の模様が、中日新聞の記事(尾張版)にも下記のとおり書かれている。
行政の調査によると「吹きつけアスベストが梁から剥がれ落ちて、塊のまま引っかかっている場所もあり、風や振動で落下する可能性を指摘。床を歩くと、堆積した粉じんが舞い上がるような状態で、強風時には外部に飛散する恐れがあるという。
夜は、メンバーの方と一緒に市民集会の準備をした。
安全宣言のような回覧板が稲沢市では回り、私たちも参加の呼びかけが不十分。何人の人が集まってくれるのか・・・。やや不安。
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