桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2017年七月の薬師詣で・つくばみらい市(2)

2017年07月09日 22時42分48秒 | 薬師詣で

 福岡堰からみどりの駅に戻ります。
 大楽寺から福岡堰の水門まで、600メートルを七分かけて歩いてきているので、みどりの駅までの所要時間は四十分ということになります。


 時刻は午後二時前。一日のうちでも一番気温の高い時間帯になりました。
 フーッ! この暑さの中を四十分も歩くのか~いと、いまはどこへ行ってしまったものかわからないヒゲ男爵を真似て、ため息をついてみても、バス便はないのですから歩くしかありません。



 照り返しの強い路面に、この日のために買ったテンガロンハットふうの帽子を被った自分の陰が映っていたので、自撮り。

 ハットがあってもなくても、な~んも変わらないような暑さです。
 


 みどりの駅から秋葉原方面に一駅だけ乗って、みらい平駅で降りました。
 この駅は半地下です。プラットホームからエスカレーターをクネクネ(実際はただ一度のクネ……だけなのですが)、地上に上がったときには、方向感覚を失っています。



 駅から五分ほど歩いたところに長い橋がありました。下は一面の草で、川なのか池なのかわかりませんが、水面は見えません。



 その先には常磐自動車道。
 跨線橋で渡って行きます。




 みらい平駅から十三分歩いて、この日二つ目の薬師詣でのお寺・光明院に着きました。
 山門を写しましたが、私が境内に入ったのは奥に見える本堂の右手からなので、この山門をカメラに収めたのは最後です。



 光明院本堂。本尊は薬師如来です。
 現在の場所から少し離れたところにあった阿弥陀寺が前身と伝えられていますが、創建年代は未詳です。寛永十三年(1636年)、天海僧正のお弟子さんで、行尊という僧侶が中興して、寺名を光明院と改めました。



 本堂には「東国花の寺百ヶ寺」という札がかけられていました。どこかで見たことがある、と思ったら……。



 我が庵から歩いて二十分ほどのところにあるお寺・清瀧院で見かけたことがありました。

 東国花の寺の公式サイトによると、光明院の花木には梅、山茱萸(サンシュユ)等があるそうですが、珍しいのは蓮華躑躅(レンゲツツジ)の変種で、花が黄色い黄蓮華躑躅。いまの時期は花がなく、葉っぱだけではどこにあるのかわかりません。
 
 

 本堂左手、少し高みにある安国院殿。
 安国院殿とは徳川家康の戒名です。天海僧正繋がりで設けられたものかどうか、資料が得られないので不明。


 参拝を終えて、地図を見ると、近くに東福寺というお寺があるので、寄ってから帰ることにしました。



 真言宗豊山派の寺院ですが、創建年代は不詳。その他、いまのところは得られる資料が何もないので、すべてが不明です。
 


 東福寺本堂。



 地蔵堂。

 東福寺からみらい平駅までは歩いて十一分。一刻も早く庵に帰ってシャワーを浴びたいが、まだし残していることがあります。




 地元に帰ってきて、慶林寺への参拝です。
 


 門前のオタフクアジサイをカメラに収め、陽も傾いてきたのに、依然として暑さの揺るがない中、家路をたどります。


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