今日二十七日は私の月命日ならぬ月誕生日です。
毎月の習わしで、日課の慶林寺参拝は午後に廻し、念持仏である阿弥陀様をお祀りしている東漸寺へ先にお参りに行くことにしています。祥月命日という言葉に照らし合わせれば、来月の月誕生日が祥月誕生日。
我が地方は昨日今日と二日つづけて真夏日です。
たまたま今日は第四土曜日に当たったので、東漸寺境内では骨董市が開かれていました。
しかし、時刻は昼も近いというのに、見物客は疎ら。
東漸寺にはなんの注意書きも出されていませんが、テレビで得た情報で、手水を使うのは避けたほうがいい、と……。確かにだれがさわったものかもわからず、水で拭う程度ではウイルスも落とせないと思うので、このところ口を雪ぐのはもちろん、触れるのも遠慮しています。
本堂にお参りしてお賽銭をあげたあと、東漸寺開山の經譽愚底上人のお墓にもお参りします。
画像中央に斜めになっている白いもの……煙草の吸殻です。
歴住の墓所は一般の墓地の中にありますが、区切られた一角です。そんなところへわざわざやってきて煙草の吸殻を棄てて行く罰当たりがいます。
本堂後ろにある林ではまだ鶯が囀っていました。
午後、日課の慶林寺参拝。
三日前、三つだけ咲いたボタンクサギ(牡丹臭木)はいっぺんに花盛りになっていました。そこへ大きなカラスアゲハ(烏揚羽)がヒラ~リ、と……。