FOODEXには海外のパビリオンがあるのですが、断トツ1番広いのはイタリアです。
200社弱出展しており、トマト会社もそこかと思いきや、申し込んだがダメだったとかで
落選組で集まって別の場所にブースを作っていました。
彼らは創業者の孫にあたり、2人は従妹です。
小さい時から祖父母の家で集まって食事をしていたから
とっても仲良しです。
「初めてきたけど日本が大好きになった、人もとっても優しいね。」
と浅草で着物着て撮った写真を見せてくれました。
トマト缶メーカーでオーガニックとDOPと
オーガニックではないトマト缶も扱っています。
イタリアはトマト会社が多いのですが彼はトマト農家も
やっているのでトマトのスペシャリストです。
家族が力を合わせて良いものを生産しています。
新しく工場を買ったので、もっと作ることが出来るし、
機械も新しいものを入れたよ。と自慢げでした。
トマト缶のクレームで多いのは缶の凹み、
中身は凹んでない、大丈夫とはわかっていますが、凹まない商品を出荷してほしい。
一体どこで凹むのだろうか?
彼らも首をかしげつつ・・・
「来年は絶対イタリアブースで出展したい~」と
言っていました。
それもいーけど、お願いだから凹み缶を減らしてもらいたい。
(切実な胸の内)イタリアでは、多少の凹みは問題ないらしいけど
日本はNGなんです。それを理解してもらうのが大変です。
諦めずに言い続けるしかないのです、輸入って色々大変です。