私がメキシコの畑に初めて行った時、生まれて初めて見るアガベに感動し、
本当に手作業で収穫作業をしているヒマドール(アガベを刈り取る職人のこと)
や畑の管理無しでは高品質のシロップは作れないと実感したものです。
現地へ行ってみないとこの5年間も成長したアガベを収穫するためにどれだけの広さの土地・
それを見守る人たちと時間が必要なのかは、想像がつかないと思います。
そこで、初めて訪問した社員の感想を少し転記します・・・
皆様にも現地の様子が伝わるといいのですが・・・
【Yさん感想より】アガベは想像以上に大きく5年物の株で自分と同じ背丈だった。
葉が尖っていて刺さるととても痛い、ヒマドールの刃は1個収穫する度に
研がなければならないことがわかった。
肥料のこと、害虫予防にニンニク・クミン・こしょうを使用すること、収穫位置の選定方法などを
説明を受けた。この画像のピニャは1個20~30キロちかくある。(小さい方です)
カルロスさん(写真上男性)がアガベの糖度を測って見せてくれた。
糖度40度、これはアガベの中心の部分で一番糖度が高い。
質問すると倍以上の時間をかけて説明してくれ、仕事に誇りをもっていることが伝わる人柄だった。
このように現地の人の顔がわかった上で愛情をもって、これからアガベシロップについて
説明できることを嬉しく思う。
【以上報告書より】
現地にいけば「百聞は一見に如かず」、目の前が広がり点と点の知識が繋がっていくものです。
この株もドンドン増えていき、植え替えられていくのです。
1年目の畑、2年目の畑、3年目の畑と広大なメキシコの大地に
アガベがすくすく育って居る様子が伝わるでしょうか?
ちょっとヒマドール体験もさせてもらったりして・・・
なかなか素人にはできません、上手く葉の根の部分を落として丸く仕上げるのは
大変です。細かく動かしながらカットしないと四角になっちゃう??感じです。
ちなみにこの畑の標高は2800m
太陽をいっぱい浴びながら、この過酷な条件でアガベはゆっくりとゆっくりと
大きくなるのです。アガベという植物を理解することから全ては始まります。
生産者の顔を思いだし、収穫の大変さを実感できた貴重な体験だったと思います。
興味の有る方は、メキシコへ是非~ご一緒しましょう
きっとアガベファンになりますよ~
我が家の狭い庭には、アガベがドンドン増えています