北京:価格値上がり受け、食用油の品質検査強化 2006/12/11(月) 10:03:56更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=1211&f=business_1211_005.shtml
北京市の西城工商分局は11日までに、レストランやスーパーマーケットを対象に食用油の品質検査を実施した。同市工商局は、価格上昇が引き金となり安価な不合格品が流通することを警戒しているとみられる。
中国では、穀物と食用油の値上がりが続いている。12月上旬には大豆油など食用油の価格が過去3年最高となった。国家糧油信息中心(国家食糧・食用油情報センター)は、価格上昇は当面続くと予測している。(編集担当:如月隼人)
前に紹介した、「黒いラード」対策だろう。
日本だと生産者に責任を負わせ、品質問題があったら行政処分が下るのだが(食品の場合は行政処分よりも風評被害の方が怖い)、中国で黒いラードを造るようなところは確信犯なので刑事罰以外は怖くない。
ただ同然の廃棄油脂から造った油をこの価格高騰に便乗させたら大もうけではある。そいういったえげつないまでの利己的機会主義、これは中国人を理解するキーワードたりえる。