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防衛省3 -クローズ-

 特に思い当たる変化点もなしに、ここ数週間、地道にアクセス数が増えております。基本的に、自分が書きたいと感じた内容をそのまま書き連ねているだけです。
 ですので、読者は比較的意識しておりませんが、アクセスがあればモチベーションが多少は上がるのもまた事実。このような駄文にお付き合いいただき、ありがたいと思っております。

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 中国のこの問題に対する態度は昨日の記者会見の通りである。今日の記事から若干補足しておく。
 筆者の見た限り、今朝までにこの問題に関する新華網の記事は下だけ。

昇格の後日本は出格する?
http://news.xinhuanet.com/world/2006-12/01/content_5416567.htm

「出格」は日本語だと破格と同じ語意。中国語だとやや悪い語意にも使われこの場合は「昇格後日本は道を外れる?」くらいのニュアンス。クエスチョンマークをつけて逃げ道を残したタイトルに、「防衛省昇格の後は、自衛軍だ、次は憲法改正だ」で結ばれる、頭と尻尾だけは定型的な記事。
 とはいえ、靖国参拝、「面倒太郎」と外相を駄洒落で揶揄する、専用のバナーまで用意して粘着していた一時期に比べたら、中共の日本に対する姿勢が変わったのは明らか、というかあからさま。
 その上、1個しかない記事の中身も、本文が「今回の日本防衛省への昇格は、中日関係と東アジア地区の情勢に直接の影響を与える事はありえない。」で始まっているので何をかいわんや。

 これが国際政治というもの、国家間に信用はあっても信頼などはない。
 近隣諸国がどうあれ、国民の基本的人権を守る為に、日本は日本として国力を養い、仕組みを情勢の変化に合わせいけばよい。省庁だろうが、軍隊だろうが、憲法だろうが、結局は体制の構成員の基本的人権を保護する為の手段に過ぎない。

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