妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
ファッショ > ファシスト
王毅駐日大使:日中関係は膠着した局面を抜け再び曙光が見える(中文)
http://news.xinhuanet.com/world/2006-12/11/content_5469685.htm
16日出版の雑誌『環球』に載るインタビュー記事らしい。
・中国外交における日本の位置づけ
・日中関係はどのようにして挽回するのか
・安倍首相訪中の成果をどう評価するか
・日中関係の将来性はどのようか
・戦略的互恵関係の構築をどのように理解するか
・アジア全体から見ると、日中両国の地位と作用
・日本にいって何を感じるか
これらの質問に王毅が答える形式をとっている。
どうも中共が方向転換を始めているような気配がしてならないので、それが駐日大使館までどのような形で降りてきているか分かるか
と思って読んでみた。
一読した感想、方向転換などとんでもない。
あの環球時報ですらなかった事にしているというのに、総括つもりか延々と「歴史問題」をぶち上げるありさま。
一時的に反日を引っ込めて、様子を見ているだけのようだ。
個人的には、いまの中国が抱えている問題は反日でどうこうできるものではないと考えている。
以上で一度筆をおいたところ、日本に対してのみ一時的にイチャモンを引っ込めただけだ、という傍証が見つかった。
「中国侵略日本軍 南京大虐殺の史実展」イタリアで開催
http://news.xinhuanet.com/world/2006-12/12/content_5473235.htm
南京大虐殺は30万人が殺害されたというアレ。記事中で30万人”以上”が殺害された事になっているのはお約束。
江蘇省政府が12月13日からフィレンツェで開催するようで。目的は「イタリアの人民に南京大虐殺の真相と日本のファシスト的な暴行を知って貰い、中国人民の反戦の意志、平和の希求を表達する」事だとか。
あった、なかったは別にして、歴史認識を一緒にやりましょうとなったこの微妙な時期に敢えて展示会をやる、というのは歴史認識など一致させるつもりもないのが明らか。これを馬脚を現すという。
それはそうとして、記事の中でもファシストを連発しているのだが。もしかして現地でもファシストを連呼したり、展示にも堂々とファシストを表記しているのではないかと他人事ながら心配になってしまう。