時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

小沢氏ら、奥田氏と会談:やっぱり癒着してるんだ

2006年08月24日 | 政党
民主党の小沢代表と菅代表代行、鳩山由紀夫幹事長は23日夜、日本経団連の奥田碩・前会長(トヨタ自動車相談役)と東京都内で会談したという。(場所は、高級ホテルか、料亭なんでしょうね。)
小沢氏らは来年の参院選や統一地方選をにらみ、財界に一定の影響力を持つ奥田氏との交流を深め、民主党の政策に理解をもってもらう狙いがあるものとみられるとも報道されている。
野党第1党の幹部連中が揃いも揃って、財界もうでというのは情けない限りだ。
奥田氏は、小泉首相が議長を務める経済財政諮問会議のメンバーであり、昨年の総選挙では自民党支持を鮮明にし、小泉旋風を経済界から全面的にバックアップし、その立役者の一人になった。
もし、民主党が本当に小泉自民党と対決するというのなら、こういう人物に取り入るのではなく、むしろ全面的に対決すべきではないか。
この間の紙面でもたびたび明らかにしてきたように、そもそも、民主党は企業からの献金欲しさに経団連の「政策を語る会」にノコノコと出かけていき、財界人に媚を売るようなことばかり行っており、今回の行動も何ら驚くに足りない。
自民党は、小泉人気でやや持ち直したとはいうものの、長期的にはその支持基盤が崩れつつある。財界は、この自民党に代わる財界擁護政党として民主党を育成しようとしている。自民党、民主党のどちらが政権を取っても財界の政治への影響力が失われることがないように、財界は2大政党の育成に取り組んでいるのである。
今回の民主党からの3人の出席者の顔ぶれをよく見て欲しい。3人ともガチガチの元自民党幹部ばかりではないか。自民党ではうだつが上がらないので、新天地を求めて民主党を作っただけである。そして、自民党時代と同じように、財界もうでを行っているだけの人物である。
こういう行為を通じて、国民もそろそろ民主党の本質に気づくべきではなかろうか。そして、2大政党制への幻想を一刻も早く捨てて欲しいと願っている。


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