時々新聞社

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民主小沢氏、進退は「総選挙で勝てるか」で判断?

2009年03月11日 | 政治問題
民主党の小沢代表は、党本部で記者会見し、準大手ゼネコン「西松建設」と自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件について、「国民におわびしたい」と述べた後、自らの進退について「(事件の)最終的な結論が出るまで、現時点では全く考えていない」と強調。その上で「総選挙で勝利を得なければならない。私の今後の行動基準は、そこに物差しを置いて判断したい」と語ったという。また、政治献金については、「結果として私に監督責任がある」と自らの監督責任を認めたという。
しかし、一方で、「選挙に勝てるかどうか」がもっとも重要だと述べたというから、頭がおかしいとしか言いようがない。
悪辣非道なこと、違法なこと、法律には抵触しなくても社会的、道義的に許されないこと等々を行っても、選挙にさえ勝てればそれで良いという考えは、とてもまともな感覚ではない。
小沢氏は、西松建設がダミーに使った政治団体については「そういう団体から献金をもらっていることも知らなかった」と述べているが、知らなかったら許されると思っているのだろうか。また、「経営のトップの方々とも面識はない」と述べたようだが、面識があるとかないとかいう問題もまったく関係がない。
金権体質だけでなく、その厚顔無恥の程度も、自民党の体質そのものと言わざるを得ない。
こんな「第二自民党」、「続、自民党」、「自民党補佐」のような政党が政権を担っても、日本の政治は変わらないということだけは確実である。

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