年末の医院は、
新型インフルエンザや季節性インフルエンザの予防接種を受けにくる方、
「いつものくすり」をもらいにくる方、
熱が高くてインフルエンザの検査を待つ方‥などで、
やたらと忙しいことが多かったのですが
何故か毎年、年が明けると、
「年末のあの忙しさは何!?」というくらい、
静かになることが多いです
かといって、別に暇な訳じゃないんですけど
ちょっとは落ち着いて仕事ができるようになった気がします
インフルエンザの患者さんも最近はめっきり減り、
『オナカにくる風邪』の方が増えてきました
嘔吐や下痢があると、体力を消耗しますからね
できるだけ、そんな風邪はもらわないよう、
やはり、手洗い・うがいを励行して、予防に努めたいもんです
さて
受付で診察券を出す人たち皆さん、診察を希望される訳ではありません
例えば、高血圧や糖尿、高脂血症のお薬などは、
飲み続けて症状をコントロールしていくお薬な訳なので
投薬により症状が安定している方は、診察は受けずに、
「今日はお薬だけ‥」と言って、診察券を出されます。
中には、例えば胃薬やアレルギーのお薬など、
症状によって加減して使っておられる薬もあり、
血圧の薬や高脂血症の薬などでも、自分で血圧を計って高めの時だけ、
または脂っこい食事をとった日だけ、などという使い方をされる方もおられます
なので、私たちは、
・どの薬を
・何日分
ご入り用なのか?をお訊ききしたメモをカルテに挟み、
先生のデスクへと運びます
すると、先生がメモを見てその日の処方をカルテに書き込まれ、
ご希望のお薬を用意する、という流れになっています
(中には「次回は採血しときましょか~?」などの伝言つきで
先生のところから帰ってくることもあります。)
つまりは、患者さんのご希望をきちんと聞き取ることが大切でして
「いつものおくすり」が、固定してしまっている方はいいんですけど、
アレルギーのお薬や、外用薬、頓服で使う薬、緩下剤や下剤、ビタミン剤などを
その時々で、追加してもって帰られる方っていうのが多々おられるので
お薬の注文を受けるときは、必ずカルテを出してきて、
最近お出ししたお薬をざっと調べて、「~~はご入り用ですか?」と
細かくお訊きするようにしています
今日は、近くの老人ケアセンターに入所しておられる方のお薬を
(症状は安定しているけど、投薬は続けなければならない方が多いです)
ヘルパーさんが取りに来られたので
ヘルパーさんは、注文の手順もよくわかっておられるので
「いつものおくすりに、今日は湿布と、胃薬、便秘の時の頓服と、
眠剤(睡眠剤)もお願いします。」と、テキパキと仰るので、
私も、メモに次々と、
・いつものおくすり
・しっぷ
・胃薬
・便秘のくすり
・眠剤
と、サラサラと書いたつもりだったんですけどね
ふと見ると、一番下に眠眠と書いてありましてね
眠眠て‥
京都で眠眠っていうと、コレなのよ
眠眠の餃子
コラっ!!先生に餃子注文してどうするよっ
っと
自分のしょーもない書き間違いが、
すっかり笑いのツボにはまってしまい
しばらく受付で一人でひぃひぃ言って笑ってしまった‥のでした
くだらない話を長々と説明して、ごめんなさい