まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

マザハラ考

2009-05-08 16:33:00 | 想い
昨日はちょっと鼻息荒めに書いてみましたけど

新聞記事にもなってた、『マザハラ』については
いろいろ思うことがあります

昨日の記事みたいな目に、自身が遭うと、
「こーいうのをマザハラって言うのよね~
 勘弁してよね~もうちょっと優しい目で見てよね~
ってな気分にもなります

私は「あーどんだけ気をつけてるつもりでも、
それに気づいてもらえないことってあるのよね」と、
必要以上に落ち込んだりはしませんでしたが
世の中には、これで打ちのめされてしまって
お出かけ恐怖症になるひとだっていると思うのですよ


でもしかし
実のところ、新聞記事を読んだ時の第一印象は、
「共感」よりも「??」だった気がするんです

なんかさぁ。
今のおかーさんたちの中には、
「子どもの『ための』我慢なんて、古臭いっ
 私は、何でも子どもと『一緒に』楽しむんだからっ
みたいな風潮ってありませんか

「‥それって、どうなん!?」
と思ってる私がいるんですよね
「なんで、期間限定の我慢がでけへんのっ!?」ってね。

しかし
↑コレを、ストレートにぶつけると、
記事に「今も昔も、母親批判の中心は義母世代」とあったように
「小姑みたいに五月蝿いこと言ってる」と取られかねない‥んやろね

記事には、このように同じ女性である、おかーさんたちの母世代が
急先鋒となるのには、二つの大きな思い込みがある、と書いてありました。
一つ目は「完璧な子育てこそが女のつとめ」という思い込み。
これは、専業主婦の増加と共に育まれた価値観だと書いてあります。
そして、二つ目は「最近の母親は甘えている」という思い込み。
90年代後半少子化が深刻になり、
会社も行政も子育て支援の旗を振って仕事と両立できるような環境整備を進めた。
それなのに当の母親は制度にあぐらをかくばかり‥。

‥だと思い込まれている、と


しかし。
それって本当に単なる「思い込み」なん
と思ってしまう私もいる訳です


確かにたしかに、正直なところ
先日のあのオバサンは
「『正しいことは控え目に言う』という思慮が足りない。」
(↑誰かの結婚披露宴で、人生の大先輩がこんなことを言うてはりました。
 すごいこと言わはるな~と大変感銘を受けました。)
「『子育てには万能の答えなどは存在しない』ということに、
 思い至らない(→自分がやってきた方法のみが正しいと思ってる)」
んだと、思います。
「私は、あぁはならんとこ」とも思います

でも、言うてはる内容は間違ってないと思うし、
私にも、もっとできる努力・配慮があったんやと思うんです

大事なのは
子連れだと、そのつもりはなくとも、まわりには迷惑をかけがち
だということを、子連れでないひとたちに理解を求めていくこと、
‥それよりも。
ハハたちも、その事実に甘えることなく、
『迷惑かけがちである』ことを、いつもしっかり認識しとくこと。
っとちゃうかな?なんて思います。

アカンのよ
日々、子どもらと過ごすのが当たり前になってると、
子どもらの「困った姿」にも慣れっこになってしまっていて
そのへんの『ここからは迷惑』というボーダーラインが、
世間一般のひとたちよりは、異常に低くなってる‥
(ってか。低くしないと、きっと、日常生活に支障をきたします
ってトコが、あるのよね


そして。
それをしっかりわかっていて、それなりの対処をしているつもりでも、
あぁいう事態になることってのが‥あるのよっ


この事件(!?)を通して私が、より一層心に刻んだことは

嘆かわしい点を多々発見するこの世間に向かって言ってやりたいことは、
あのオバサン同様、私にも山ほどあるんやけど

だからといって、あのオバサンのように正面きって直球ぶつけても
何もいいことないどころか、かえって状況を悪くする
可能性大なのがようわかりました

<悪を正し>(←ちょっと大げさだけど)たいんやったら、
決して暴力的な手段を使ってはいけないんよね

あぁあ~ほんまにほんまに、勉強になりました~