何して遊ぼう

定年を迎えました。
「何して過ごそうか」というのが本題でしょうか。
そんな日々の事を書いてみようと思います。

干し柿が出来ました

2016-11-25 | 料理
先月25日頃に近所のマルナカで「干し柿用あたご柿」がありましたので、今年も「干し柿」を作ってみました。
先日に叙勲祝賀会をした恩師のご専門は「柿の脱渋(だつじゅう)」です。分かり易く言えば「柿の渋抜き」についての研究です。
先人は様々な「渋抜き」の方法を見つけています。そんな先人に脱帽そして感謝です。
そして、「柿の渋抜き」で家庭で簡単に出来て、秋の風景になるのは「干し柿」でしょう。  そんなこんなで毎年作っています。
 
包丁で皮をむきました。ちょうど、これくらいの個数が私には最適です(根気がないのです)。


 
本当は「硫黄」を燃やして「硫黄燻蒸」したかったのですが、「硫黄」が無いので袋に付いていた説明書「干し柿の作り方」にあった「湯通し」をしました。そして天日で乾すこと1カ月、水分が抜けてきました。「硫黄燻蒸」なら殺菌と漂白作用があるので、もう少しきれい(白い色)に仕上がるのになあ~と思いながら試食し、「渋み無し」これにて天日乾燥終了!

今年は白い粉が出現する前に完了としました。白い粉が出現すると固くなります。ちなみに白い粉は果糖とブドウ糖です。果糖はショ糖(通常使っている砂糖)の1.7倍の甘味を人間の舌は感じます。ということは干し柿をかじると甘く感じるということです。昔の人にとっては貴重な甘味食品だったのでしょう。
そんなことを思ってかじっています。う~ん、甘いです!




コメント
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