サンタルチア駅まで来たのはゲットーに行くため。ヴェネツィアのゲットーというのは世界初のゲットーらしい。「ゲットー」という言葉自体が、ヴェネツィア語らしい。
ユダヤ人というものを初めて意識したのは手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」を読んだ時だったか。
時が過ぎてアメリカ滞在時代、好んで見たsituation comedyのSeinfeldがユダヤ人。同じく滞在時代、三か月ほど部屋をシェアさせてもらった部屋の住人も当人には聞かなかったが名前(Rubinstein)からするとそうだったろう。その人の親も戦争前にポーランドからアメリカに来たと言っていたし。
初アメリカのとき、ニューヨークから田舎町のクーパーズタウンに向かうバスの中から、白ワイシャツ以外は帽子も含めて黒、ひげもじゃもじゃの人が目立つところを通ったが、あれもユダヤ系が集まる街だったのかも。
ゲットーは運河に囲まれた狭い区域。そのメインの広場に着いた。
拡大すると分かるが、もし実際にこの場面を見たら一生忘れないような光景がいっぱいある。
jewishのj?
神聖な場所だから食べ物など持ってきたらいかんということ?
ゲットーから出てヴァポレットが通る運河まで来たら、乗り場に空港行きの時刻表がある。30分に1本あるのか。もっと少ないと思ってローマ広場からのバスで行こうと思ってたんだが、この間隔だったら船で空港行くのもいいじゃないか・・・と思って乗ろうとする時間帯の時刻表をタブレットで撮った。
・・・しかし、リアルト橋から乗るっていうのに、これじゃその時刻が分からんじゃないか