今週は、Quick Time Playerに録画した会話データを見ながら、接触場面における中国人の日本語会話を見ていました。さまざまな会話維持のストラテジーが使用されており、日本人参加者よりずっと会話維持に関心があることがわかります。逆に言うと、沈黙に対する許容度が低いのだろうと思います。日本人側には言語ホストとして相手の発話を待つ傾向が顕著になることも無視できないのですが、中国人側が超上級のため、大きな影響はないだろうと思います。
沈黙の原因を調べていくと、中国人側がまとまった話をした後に、日本人側が相づち的発話で終わらせたときに、沈黙が多く生じていることがわかります。これは中国語の会話システムでは、次の話し手がすぐにまたまとまった話を始めるということがあり、それを期待していたにもかかわらず、日本人側が開始しないことからくるものではないかと思います。細かな分析に手間取りましたが、結論は予想の範囲内ですね。
沈黙の原因を調べていくと、中国人側がまとまった話をした後に、日本人側が相づち的発話で終わらせたときに、沈黙が多く生じていることがわかります。これは中国語の会話システムでは、次の話し手がすぐにまたまとまった話を始めるということがあり、それを期待していたにもかかわらず、日本人側が開始しないことからくるものではないかと思います。細かな分析に手間取りましたが、結論は予想の範囲内ですね。