フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

アメリカの第1歩

2005-08-04 00:19:45 | old stories
81年の8月下旬、ビジネスクラスのチケットでアンカレッジを経由してぼくはJFK空港に到着した。シガーや葉巻の濃い臭いが漂う空港からシャトルバスまでの通路を歩いていくと、大男の警官が手持ちぶさたに立ちながら、掃除夫の男と話していた。何と太い声!何とドスの聞いた話し方!それがアメリカの最初の記憶だ。

そもそも日本人はふつうに話すときの声が小さい。だから、香港の義理の両親の家でご飯をごちそうになるときなど、最初のときは奥さんにずいぶん叱られたものだ。そんな小さい声で言うホウメイはおいしくないという意味だよ!(国際結婚は、こんなことの繰り返しです)

マサチューセッツ州に赴く前の数日、NYに遊んだ。天気はもう秋の透明な空が広がっていた。チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚パレードの映像がショウウィンドーの大きなテレビに映し出されていた、それは時期からすると、録画ものだっただろう。最初はワシントン広場の近くの安ホテル、それからもう少し北上したところにあるYMCAに泊まって、ただただNYを歩き回った。明らかに旅行者の格好のはずなのに、アメリカ人が道を聞いてくるのには驚いたものだ。

写真は今はなきワールド・トレード・センター屋上からのマンハッタンの眺め。これについて何をコメントすればよいだろう?
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