おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

潮干狩り

2007-05-03 21:50:16 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
GWをゆっくりすごすために実家に帰る。

実家に着いて、どこに遊びに行こうかと思案していたところ、「子供に潮干狩りをやらせたい」とカミサンが言うので、それに応えて近場の潮干狩りのできる場所に向かった。

帰省ラッシュということで道は混んでいた。福島、袖ケ浦など遠いところから、浜松、尾張小牧など比較的近いところまで、様々なナンバーの車が走っている。

ナビで所要時間60分のところ、80分で到着。このあたりではめずらしく入浜料が無料であるからか、滋賀、京都、和泉など近県ナンバーの車で駐車場が満車状態。しかたなくカミサンと子供を下ろし先に行かせて、一人で駐車場が空くのを待った。駐車場と言っても空き地にロープを張った臨時の所。係員もいない。ある程度はキチンと並んでいるが、無理して停めている車もチラホラ。「アンタのせいでみんな迷惑しとるんやないの!」「どこ停めとんのや、アホンダラ!」1台の車の兄ちゃんがボロクソに言われていた。気温が高いので、みんなキレ気味だ。

なんとか迷惑にならない所に車を停める。携帯でカミサンに連絡。結構取れたとのこと。そいつはよかった。子供たちと合流するため堤防に上る。すごい人!これだけ人がいて、よく貝がなくならないものだ。

現場に到着。言っていた通り、網に3袋、約6kg位の大量の貝を取っていた。子供たちは大喜びだ。まだ取りたそうだったが、あまり多く持って帰っても仕方ないので、切り上げて帰ることにした。

帰宅後、「こんなに取った」と母に見せる。「ああ、これはアサリじゃなくて、青柳。」と言う。「青柳?」青柳、通称:ばか貝。食べれないことはないが、塩水につけてもあまり砂を吐かないので、アサリと思って調理して食べると砂をジャリジャリ食べるハメになる。大きいものでないと調理が難しい貝のようである。

素人の母が選別して、半分がそうであることが判明した。更に、近くに住んでいる漁村出身の人に見てもらったら、残り半分も青柳であることがわかった。「ガーン」と一番ショックを受けたのは長男。「おじいちゃん、おばあちゃんにいい土産ができた」と張り切って帰ってきたため、落胆も人一倍。ちょっと可愛そうだった。でも僕自身は収穫に関係なく(少しは残念だが)、潮干狩りができたということだけで満足している。

やはり、有料の所しかアサリはいないようである(そのようなところは、若干貝を撒いているらしい)。そりゃそうだ。無料でアサリがザクザク取れるなんて、そんなうまい話はない(昔は取れたが…)。しかし、あそこに来てた人達は、みんなアサリがいないことに気付いているのだろうか?


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