おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

プロ根性

2006-04-11 20:22:25 | Weblog
3月中はブログ開設からほぼ開始毎日更新していたのだが、だらけてしまい、4月に入りようやく三回目の更新。阪神(元広島)金本を見習わないと…。


毎朝電車に座って通勤している。通常は隣の駅で始発に乗り替える。隣の駅まで乗る電車は各駅停車なのだが、座っている人の中にその駅で急行に乗り替える人がいるので、入れ替わりにその空いた席に座ることができれば、そのまま各駅に乗って行くこともある。

その各駅停車には“着席のプロ”がいる。始発の出る駅から降りる駅まで15駅(急行であれば3駅)。彼女はその15駅を毎朝座って通勤することを”職”としているように思える。
彼女はその各駅停車の始発駅からは乗ってはいない。僕が乗る駅までは大抵立っているからだ(たまに座っていることもある)。でも、隣の駅に着くと確実に座る。降りる人を覚えているのだ。しかも、1人をマークしているのではなく、3~4人をマークしている。第1候補の前に人が立っていたら第2候補。それでもだめなら第3候補…という具合だ。着席率は95%以上だろう。

そんな彼女もミスることがある。今日は席をキープすることができなかった。その場合、次の駅で降りて5分後に出発する始発に並ぶ(僕が通常乗るのはその更に10分後に出発する始発)。各駅停車を降りる後ろ姿には“早く並んで始発に座らなければ”という思いがにじみでている。

どうでもいいことなのだが、その彼女”濱田マリ”に似ている。”浜田麻里”ではない。

ちなみに、今日僕は幸いなことにその各駅停車で座わることができた。“プロ”に勝って少し気持ちよかった。


*人名解説
浜田麻里(はまだ まり)
80年代前半にデビューしたハードロッカー。”オールナイト・パーティ””ブルーレボリューション”などヒット曲を出し、CMソングにも採用される。80年代半ば一時期低迷したが、80年代後半に再びブレイクした。声量あるヴォーカルはアイドルではなく、正真正銘の女性ロッカーであった。

濱田マリ(はまだ まり)
”モダン・チョキチョキズ”のヴォーカルとしてTVに登場。こちらは、声より見た目のインパクトが非常にあった。いつの間にかバンドをやめ、早口を売りとしてタレントやナレーションとして活躍しているのは周知の通り。このようにバンドの女性ヴォーカル→タレントで成功した例として他にYOU(元フェアチャイルド)があげられるが、YOUはバンドを組む前にローカル局のリポーターとかやっていたから、必ずしも同じとは言えないか。

コメント
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