昨日は稲沢市内にある国府宮神社の『はだか祭』でした。
当地からは車で1時間余りかかり生活圏が違うため、
当日行ったことないけど天下の奇祭として、
1250年の伝統ある祭りです。
テレビを見ているだけでもその迫力に圧倒されます。
雪がちらつく中8,000人の裸男たちが一糸まとわぬ無垢の神男めざし、
触れて厄を落とそうと巨大な人の渦が出来上がります。

1時間かけて儺追殿 (なおいでん)へはだか男に揉まれながら向かい、
引き上げられるまでが祭りのクライマックスです。
昨年から女性も祭りへの参加が認められています。

尾張地方だけでも年初の『はだか祭』を起点として、
奇祭と呼ばれる祭りが続きます。
3月には当市にある大県神社と隣の小牧市にある田県神社では、
『豊年祭』が執り行われ、
男女それぞれの性器を形どり神輿にして行列をつくり、
五穀豊穣、万物育成、子孫繁栄を祈願します。

(ネットから写真引用しました)
4月の『犬山祭』は山車が壮観ですが、
真夏の8月には近くの尾張浅間神社で『石上げ祭』が、
巨石を担いで山を高くしようとする奇祭です。
それぞれ地域の祭りは『暮らしの文化』として、
これからも継承されることを願いたいですね。
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