9月の声を聞いたらやらねばならないこと、
それはクリ拾いです。
二ヶ所ある栗畑はいずれも山中にあり、
電気柵で囲ってあるとはいえ、
猪君の大好物だし時が経てば虫食いとなってしまう。
朝から二ヶ所を巡り袋詰めしたら7kgになった。
今年は予約が30kgぐらい入っており、
先ずはそれを片付けてから残りは湯の華市場へ出荷します。
クリは拾って直ぐに袋詰めでなく、
先ず水を張ったタルに入れて浮いたクリを除きます。
水より比重が軽いのは実がカスカスになっている恐れがあるからです。
その後は一個づつ布巾で拭きながら虫食いがあるか見分です。
これに時間がかかりますね。
とは言え栗は一番手間がかからない果樹かな。
実が生るようになってからは肥料を与えるくらいで、
農薬もかけなくて毎年実をつけてくれる。
そして熟せば地表に落ちてくれるから収穫は拾うこと。
ただ今あるのは亡き父が植えてくれたもので、
かなりご老体となって年々収穫量が落ちている。
我が身と同じく没に向けて歩んでいる。
晩御飯にクリを入れてもらった。
写真はピンぼけになってしまったが、
味はサイコーでした。
< 夕餉に栗ご飯ほうばる幸せよ >
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