我が東海地方が梅雨明けしました。
実質一ヵ月も無かった梅雨期間で大きな雨被害は無かったが、
蒸し暑かったのが印象でしょうか。
昨日は三河の岡崎市額田で行われた自然薯の研修会へ、
部会三役とJA担当者とで参加してきました。
額田は若かりし頃に一度だけゴルフで訪れたことがある、
結構山中のエリアです。

ここで活動する自然薯仲間たちも、
私たちと同じようなスタイルで栽培の後継者づくりに励んでいます。
「自然薯塾」と銘打って毎年5人程を集め、
講座と実習を1年間にわたって行い会員化しているというもの。
卒業生の多くが現在じねんじょ部会の主要メンバーとして活動しており、
形は違うものの我が犬山と同じです。
後継者づくりは一手間も二手間もかけてやっと実になるってことですね。
自然発生的に成り立つ時代はとっくに終わっています。
主に講習生で育てている圃場を見せてもらった。

これが凄い。
7月にしてこの繁茂です。
葉の色艶もいい。
感服です。
部会で運営している種イモを育てる網室も見学した。

こちらも繁茂が良く犬山の倍ぐらい育っている。
それに育て方がちょっと変わっていた。
白黒マルチを全面に敷いて、
栽培波板の上に指で穴を開けてムカゴを播種していく方式です。
波板一枚毎に2~3粒とムカゴが少ないのも特徴です。

雑草に悩まされている現状を変えてくれる方法かも。
来年一畝ぐらいで試験栽培してみようかな。
真夏の研修で汗拭き拭きでしたが実り多き時間でした。
70kmも離れているのに1時間ちょっとで移動出来、
尾張と三河の近さを実感です。
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