晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

ちょっと心配

2024-07-17 06:06:12 | じねんじょ
7月17日からは七十二候の一つ『鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)』です。
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)とは、
五・六月に孵化した雛が巣立ちの準備をする頃のこと。 
独り立ちができるよう飛び方を覚え、
獲物の捕り方を覚え一人前の鷹へと成長していきます。
生態系の頂点に近い鷹とて同じですね。

自然薯栽培を始めて20年になります。
まだまだ課題多くても、
近年はそれなりに安定して栽培できるようになってきたが、
今年はちょっと心配な生長です。

蔓葉にウイルス病の兆候が出たり、
発芽せずに終わってしまったのがかなりある。
逆光で見ずらいけどネット(網)はガラガラです。


何が原因だろう?
まず種イモの芽出しが芳しくなかった。
750個ぐらいあったのに1割以上腐ってしまった。
昨年は腐りが1~2%だったから差があり過ぎる。

腐っていないのを植え付けたが、
これだけ繁茂していないということは、
更に100株以上発芽せず腐ったということ。
おまけに発芽してもウイルス病症状のがかなりある。

結論から言うと今年は網室産の種イモが殆どとれず、
昨年以前の薯から作った種イモを多用したことであろう。
ウイルスフリーのムカゴから種イモを作ることが、
如何に大切かを思い知らされています。

 ただ昨年も同様の種イモを多用していて腐りは差ほどでなく、
今年の腐りは別の原因だと思う。
芽出しまでの種イモの保存なのか芽出し中の水分管理なのか、
確証はつかめきれない。

2月に手術・入院をして、
3月までほとんど何もやれなかったつけが来たのかな。
いずれにしても繁茂は9月ぐらいにピークとなるため、
この夏を見守っていくしかないですね。

< 二十年やっても新米の薯づくり >
コメント (2)
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