今年は早々と相当数の予約いただいています。
出来れば週末から本掘りを始めて配送の準備にかかりたく、
全ての畝での試し掘りと擦ってみて灰汁が出るか試してみました。
昨日までで11畝で各2株づつ掘ってみました。
下敷きとなる波板をビニール容器の中へ入れるか入れないかで、
課題であった湿害の発生に差がでました。
試していることでもう一つの栽培法があります。
それは一つの容器の中で複数の種イモを育てること。
これを成功させれれば作業効率は倍化する。
その畝を掘った結果がこれです。
これも波板をビニールダクトの中へ入れているが、
波板の溝が通常の倍あってビニールダクトも大きいのを使っている。
右は500gと450g、左が500gと250gでした。
今までの傾向として同じ場所へ植えると、
優劣がつきやすく左のの状態になり易かった。
でも右は同じように生長肥大しており合格です。
こから畝の全部を掘り上げて成績が良ければ、
来季への弾みになります。
肥料の量と株の間隔をどう加減するかが鍵かも。
もう一つは試し擦りです。
灰汁は首部のあたりを擦ると少しだけ出たが、
酷い時は墨汁のように黒くなるため、
これなら合格でしょう。
灰汁自体はポリフェノールで抗酸化成分のため、
身体にはいいんんだが人によっては異物と思われてしまうのが、
痛し痒しといったところか。
今日は各栽培者が試し掘りしたのを持参して、
今年を占う目揃え会です。
さてどんな逸品が出てくるのか楽しみです。
< 薯づくり二刀流で収量アップ >