RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

男前アイテムは半夏生に空から降る魔物に聞け

2007-07-02 14:54:13 | あんたそうと?

(カラスビシャクとハンゲショウ・・・の意味は毒の降る頃)

朝から雷と雨
水がめにも降っているだろう
しかし豪雨はこまるよ、ほどほどに降ってくれ

今日、7月2日は半夏生(はんげしょう)
半夏生というと
自転車男の頭ではない(ハゲ症・・・?)
るるのお出かけ状態でもない(半化粧・・・。)

昔は夏至から数えて11日目、天球上の黄径100度を太陽が通過する日で
だいたい毎年7月2日頃から七夕の7日までの5日間らしい
(夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間)
半夏別名、烏柄杓(からすびしゃく)って薬草が生え、さやをつける頃のこと
あるいは
別のハンゲショウという草の葉が半分化粧をしたように白くなる頃で
何故か天から毒が降るって迷信があり
農家じゃ夏至をすぎて半夏生に入る前に田植えをしなさいと云う
半夏生に田植えをすると収穫が減るとされた
「夏至(チュウ)ははずせ 半夏(ハンゲ)は待つな」
って云うんだそうで、土地(田畑)の神様を祭る日でもあったって
ふ~んそうか
この頃は、物忌みを守り、なるべくおとなしくしていようね
今日は半夏生の習わしで、関西人としてタコ焼きを食べるべきか
讃岐人でなくウドン党員としてうどんを食べるべきか(ウドンの日でもある)
悩む。(焼き鯖を食べる地方もあるって)
そうだ両方食べれば解決だ
「たこ焼きうどん」ってありかなあ~
う~ん微妙

そんなハンゲな時節のせいか
おとといはバッファリンの効かない眼の奥の頭痛で
ほぼ一睡もできぬまま、朝朦朧と起きて空の毒を見上げ
半化粧をして調査のお仕事に出かけた、背中も痛かった
昼ごろには曇りのち激アツの日射状況に変わり
湿度もぐんぐん上昇する中がんばって仕事をこなした
やっぱり毒気が降っているに違いない・・・こんなに
不快指数が高い日はなかった
汗がムネの谷間(丘間というなかれ)を流れ落ちるのが判る
暑いだけならまだいい、なにか魔物がまとわりついているに違いない
しかし考えてみると、もっともっとキツイ調査のお仕事もあった
そう考えてやり過ごそう、でも今週もう1回マル1日中の
炎天下労働が待っているのだった、とほ。ほん


(揃えりゃいいじゃんさ。)



今までやったキツイ調査仕事を思い出して、ランキングをして凌ごう
ゆるい順に7位くらいからでいいや

7位 は淀川に架かる橋の調査
川沿いを延々何十キロも歩き、幾つもの橋を渡った
橋の下に住む方にもご挨拶しながら、浪花の橋の下は危険がいっぱい

6位 は既存公園の改修の為の調査と測量
蜘蛛の巣だらけで排気ガスですすけた植え込みに入らねばならなかった
終わった後は灰カブリ姫よ(だれがシンデレラって?

5位 は家族で行った鹿児島の運動公園の既存樹調査
小学生の娘をアシスタントに経費節約の為
1日で済ませようと日暮れまでがんばったら雷と土砂降りにあった
ずぶぬれ家族となったよありがとう西郷どん

4位 は長崎の狭い国道沿いの桜並木調査
車にひかれそうになりながら雨の中の調査だった、しかも娘がお腹の中にいた
身重の頃じゃったなあ~オタクサ(オランダ語でアジサイよ)~

3位 は兵庫県の山のルート調査
道無き山の斜面を駆け登り駆け降りるしかもその日は打ち合わせだけと
ふんでいたためスカートだった(読みが甘かったね

2位 は兵庫の山村観光資源調査
未整備の真っ暗な鍾乳洞に手探り懐中電灯で入りました、ありえません
やらせ無しの探検隊ですから。

栄えある
1位 は神戸和歌山大阪の海岸調査
真夏の炎天下幾つもの海岸と海水浴場、砂浜を歩きまわり、その夜
熱射病に倒れた
20年以上経った今も後遺症が時々襲ってくる、やっぱりダントツ優勝です。

番外
その1 学生の頃真冬の駅前歩行者調査
一日中寒空の下座りっぱなしで凍えて四肢固まった
休憩に入った喫茶店のぬくもりが嬉しかった
その2 大学の先生の事務所の仕事で団地の住環境アンケート調査
玄関での聞き取り調査は玄関払いをいかに少なくするかが腕の
みせどころ
だが夕暮れの団地には哀愁が降り注いでいたのでなかなかに困難
調査票が妙に文学的になったりもした・・・・。

よし、これらに比べたら大したことないぞ 
うん・・・うん・・・えん・・・ぐえっん・・・。
でも あの頃 るるは 若かった


(夏は見栄を張っても男前に過ごしたい・・・らしい。)





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