久々に外出した。
医者から言い渡された外出禁止令は木曜日までだったが、自主的に昨日金曜日まで延長しておとなしくしていた。
今日のアルビレックス新潟のホーム柏戦に少しでも万全の態勢で行きたいと思っていたのだった。
今日の試合は、山﨑食品マンオブザマグロサンクスデー。
当日の試合で、マグロのようにピッチをよく動き回った選手として投票された、2人の選手がマン・オブ・ザ・マグロに選ばれる。
そうすると、山﨑食品から生食できるマグロなど豪華賞品も贈られるというので、選手にも人気の感謝デーだった。
勝って気持ちよくマグロをいただいてもらいたい。
先発メンバーとベンチ入りメンバーとを見比べてみたら、新潟は後半勝負だな、と思えた。
ボランチの宮本をはじめ、長倉、元希、小見ら、より攻撃的な顔ぶれがベンチに控えている。
前半を0-0でおさえて後半勝負になれば、勝てるな、と予想していた。
なのに、試合が始まると、ボール支配率は上回るのに、チャンスの多くは柏ばかり。
柏の方が出足が鋭く、すぐに前にパスを送り危険なエリアに進入してくる
何度も柏のコーナーキックが続くから、こんなにピンチが連続すると、何かのはずみでボールがゴールに吸い込まれることもあるよなあ、などと思って見守っていると、案の定。15分、コーナーキックからのこぼれ球を再びゴール前に上げられると、先制を許してしまった。
これで目が覚めるといいな、と思っていたが、なかなか事態は改善しない。
相手の早いプレスで攻撃が停滞しているうちに、柏はチャンスと見るやシュートまで持って行く。
それを追加点なしでしのいでいられたのは、スーパーゴールキーパー小島様のおかげ。
前半だけで6,7点相手のシュートをスーパーセーブしていたように思えたよ。
アルビマグロサンクスデーだけに(?)、敵も味方も、よく選手が動いているイメージの試合となった。
まあ、柏に上回られている感がたっぷりだったけれども…。
それにしても、前半のスタッツ、これ何!?
ボール支配は圧倒的なのに、新潟のシュート数わずか4本で枠内はゼロ!
柏は、12本のシュートで枠内7本。
やっぱり、神様、仏様、小島様!
ハーフタイムの力蔵監督の激も入っただろうな、と思ったが、やはりあったようで、後半少しずつ新潟のチャンスが広がったように見えた。
すると、57分、コーナーキックの流れから、高木がクロスを入れると、千葉が右足のジャンピングボレーで同点ゴールを決めた。
やったね、千葉ちゃん!
マグロはオレのものだ、と思ったかどうかはわからないが。
その後78分、予定通り、長倉・元希・小見を、谷口・高木・太田に代えて投入。
すると、やはりよくボールが回る。
何度かエリア内でチャンスを迎えたが、ゴール枠内にボールは転がらず、1-1の2試合連続のドローで試合は終了した。
スタッツを見ると、押された試合で引き分け妥当みたいな感じだけど、終盤の攻勢を考えると勝っておきたかった。
でも、枠内シュートたった1本じゃ勝てないねえ。
それでも、守備だというのに、迫力を感じさせたのは、藤原奏哉だった。
試合前日に、「柏の攻撃の要サヴィオをどう封じるか」という記者の質問に、力蔵監督は「うちには藤原奏哉がいる」と答えていたが、そのとおり。
徹底的にサヴィオを封じていたのは、本当にすばらしかった。
小島といい、奏哉といい、大したものだと思った。
試合には勝てなかったが、今回改めて応援しがいのある選手たちがそろった、応援しがいのあるチームだと思ったよ。
次は、週の中日にアウェイ磐田戦、日曜日にはホームでセレッソ戦が行われる。
チーム力の高さを示して、勝ち点を獲得し続けてほしいものだ。
Visca Albirex !!