ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

寒い4月も、オオイワカガミ・チゴユリは花咲かせ、イワナシは実をつける

2020-04-26 21:27:36 | 草木花
3月は暖かい日が続き、桜もずいぶん早く咲いた。
それに比べて、4月は寒く感じる日が多く、それによって桜の花が長持ちしたようだ。
昨日久しぶりに晴れて気温は上がったが、また今日も雨。
ゴールデンウイークには、気温が高い日が予想されるようだが、どんなもんだろうな?

降雪が少なかったせいか例年よりも早く山野草が咲き始めたのだが、4月は日が進むにつれ花が開かない日が多くなった。
COVID-19の感染拡大を防ぐために不要不急の外出を自粛せよとのことではあるが、先日、健康のための散歩を目的に外に出た。
あまり人が集まらない雨後の寒い午前中に行くという配慮もしながらである。

少し早いが、春が早かった今年、この時期なら咲いているかもしれないと思いながら散策。
…あった!



しかし、まだほとんどつぼみの状態。
何かといえば、オオイワカガミ。
いつも連休前のこの時期なら見られることを考えると、今年は花の咲く時期がかえって遅れているのかもしれない。
あちこち回って歩いても、つぼみ、つぼみ、つぼみばっかり。
やはり、もう少し暖かくならないと咲かないのかなとあきらめていた頃、日当たりがよさそうな場所に花が開いているものを、一つ二つ発見!



独特の花の形、花の咲き方は、心をとらえる。
そして、飾ったようで、可愛らしい。



オオイワカガミのほかを探すと、やっと見つけた花がもう一つ。
それは、チゴユリ。



もともと下を向いて咲くものが多いのだが、寒さのせいでなおさら下向きな感じがする。
下から見上げると、結構きれいだな、と思うことが多いのだけれども…。
それでも、雨に降られて寒い中、がんばって咲いていることに拍手!



お気に入りのイワナシは、さすがに花の時期は終わっていて、確かに梨のような小さな実をつけていた。




寒い日が続く中でも、こうしてがんばって咲いているものもある。
咲かせた後には、結実の時期を迎えているものもある。

気持ち的にも寒い日が続いている今だが、いつか甘い実をつける植物たちのように、私たち人間界にも早く明るく楽しい日が来ることを祈らずにはいられない。



コメント
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