ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

思いがけない菜の花畑との遭遇

2020-04-29 20:25:03 | 草木花
誰もいないイベント会場のチューリップを見てから、食のために大切な、米の購入という用事を足して、家に帰る途中のことだった。
通ることは少ないが、れっきとした国道を車を走らせていた。
車窓から、田植えに備えて耕したり水を張ったりしている田が広がる風景を望むことができた。



え?
その、田のはずの土地が黄色く染まっていた。
この時季、一面黄色に染まると言えば、考えられるのは、菜の花畑!



車が近づいていくにつれ、その一帯が広い菜の花畑になっていることが、確かになった。
びっくりした。
この場所一帯で菜の花畑が見られるなんて話は、今まで聞いたことがない。
だから、きっと今年初めて行ったことなのだろう。



近くの道から農道に降りて車を走らせてみると、田は確かに菜の花畑になっていた。
その広さは、どのくらいの広さになるのだろうか?
車で走った距離は、何百mかになったから、単位は、a(アール)ではなく、ha(ヘクタール)がふさわしい。

圧倒される感覚があった。
その辺りの田んぼがすごく広い範囲で菜の花畑。
先月行って来た福島潟周辺の菜の花よりも大きな規模だった。
だけど、見に行っている人は誰もいない。
車も通らず、田を起こすトラクターが通るだけ。



きっと本当は多くの人に見てもらいたかったのではないか?
だが、この新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛要請で、ここで広い菜の花畑が見られることも、今が見ごろなことも、周知することはきっと控えられてしまったのだろう。

外出自粛がなければ、もっとこの風景をもっと多くの人に広めたいと思うくらいだった。
ここでは来年以降も菜の花畑の 試みを行うのだろうか?
あまりにももったいないと思わせる、菜の花畑との遭遇であった。


コメント
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