ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

今年もコシノコバイモとオオルリソウには会えたけど…

2020-04-17 21:21:05 | 草木花
桜が咲くのが早く、春になるのが早かった今年。
桜が咲くのが早いということは、他の山野草も咲くのが早いということだ。

この時期の山野草の花で見たくなるものがある。
それは、コシノコバイモとオオルリソウだ。


コシノコバイモは、「コシノ」が付いているとおり、固有種なのだ。
しかも、形が角ばっていながら下の方を向いて咲いている。
その姿が、とてもかわいい。

しかしながら、やはりその数は減っているようだ。

心身の健康のためにと、今年もその花たちに会いに出かけた。
今回、ここ数年見に行っている場所に行ったのだ
山間のその場所では、誰にも会うことがなく、今年もそうだった。
ところが、今回は人が入って荒らした跡があり、例年に比べて数が少なかった。



荒らされると、山野草が育ちやすい環境が変わってしまう。
人が踏み荒らしたり、何かを掘り取っていったりした跡があるのを見ると、少しきびしいなあと思ったのだ。
来年以降は、このお気に入りの場所に、コシノコバイモは咲かないかもしれない。

ただ、そんな環境の中でも、オオルリソウはそれなりに多く咲いていた。

青く小さい花は、可愛らしい。

青い花びらの中央部に白いふちどりのような部分があるのも鮮やかだ。

また、青色だけではなく紫色も見られるのも楽しい。


コシノコバイモとオオルリソウは、これからも毎年春に会いたい。
今年は、荒らされた環境を見て、いつまでもそこに咲ける自然環境を保ってほしいと思ったのだった。
コメント
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