ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2,315人しか観客がいない中で~VAMOS ALBIREX~

2018-07-13 20:47:02 | アルビレックス新潟
試合前の選手入場の時、サポーターたちは、それぞれ自分の持っているタオルマフラーを掲げる。
それは、今までにいろいろなデザインや種類のものが販売されてきた。
チーム名の入ったもの、マスコットキャラクターのアルビくんがデザインされたもの、選手名の入ったものなど、いろいろなものがある。
今まで、いったい何種類くらいのタオルマフラーが売られてきたものだろう?
そんなことを時々思ったりする。

私も、3~4種類持っている。
今季は、J2に落ちてしまったので、もう一度J2からJ1に上がりたい。
そう願って、かつてJ2時代に購入したこのタオルマフラーを持って行くことが多い。


「VAMOS ALBIREX」と大きく書いてあるものである。
「VAMOS」は、「行け!」とか「Let's go」の意味があると言う。
そう。だから今季は、どんどん勝って上位に行ってほしいのだが、なかなかそうはならないところが歯がゆいところである。

かつてJ2で戦っていたのは、15年も前だったから、この「VAMOS ALBIREX」のタオルマフラーを掲げている人なんか、見かけることなどない。

…のはずが、先日の天皇杯3回戦FC東京戦で、私の前方の席に陣取った男性が、なんと大きく掲げていたのである。

この試合は、2,315人しか入場者はいなかった。
よりによって、そんなに少ない中で、目の前で、同じ15年も前のタオルマフラーを持っている人と会うかなあ、といささか驚いた。
その男性のタオルマフラーは、あちこちほつれていて、オレンジ色が薄いピンク色に見えるほど使いこなして(?)いるものだった。

これを首に巻いて、彼は応援していた。
「集中、集中。」とつぶやきながら、試合に見入っていた。


残念ながら、試合は1-3で、あの頃J2の仲間だったFC東京に逆転負けしてしまった。
だが、2,315人しか観客がいない中で、こうして古くからずっと応援している人の姿を見て、うれしかった。

あの頃も、今も、変わらずに新潟を応援している人は、まだまだ多いのだ。
そうだよ。
今も昔も変わらずに声援を送ろう。
VAMOS ALBIREX!
コメント
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