ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

錦織の戦いぶりに驚嘆!

2018-07-10 21:59:34 | スポーツ
錦織、すごい!

昨夜は、たまたま見ていたテニスのウインブルドン選手権、男子4回戦。
錦織の相手は、世界ランク138位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)。
錦織は世界ランク28位だし、勝つのじゃないかと安易に思っていた。
ところが、以前は世界10位にランクされたこともあり、3回戦では世界ランク4位の選手を破って勝ち上がったという相手だった。
テレビ放送を見ていたら、身長198cmの長身から打ち下ろすサービスが「ガルビス半端ないって!」
ものすごい速いサービスが、ズバズバ決まる。
セカンドサービスになっても、大きく変化するサービスは本当に取りにくいものだった。
だから、相手のサービスゲームは、ノーチャンス。
自分のサービスゲームは、3回戦とは違ってミスが多く、いつ破られてもおかしくないゲームが続く。
案の定、第1セットは途中で一度サービスゲームをブレイクされたのが致命傷となり、4-6で落とした。

第2ゲーム前には、錦織は右上腕の調子がよくないようで、メディカルタイムアウトを取り、トレーナーに見てもらい、テーピングを外してマッサージを受けたりしていた。
こんな様子だと、第2セットはもっとあっという間に取られてしまうかもしれないなあと思った。
思った通り、相変わらず相手のサービスゲームは、ノーチャンス。
ただし、サービスゲームは、意外と粘って、競りながらかろうじてキープ。
タイブレークに持ち込んだものの、相手のサービスをブレークすることは難しいだろうと思ったのに、最初にブレークしたのは錦織。
2本続けてブレークしたのを生かして、タイブレーク7-5で逃げ切り、第2セットを7-6で奪い返した。
ここまで見ただけで、すごいと思った。
相手のサービスゲームにこれだけやられると、普通はメンタルで参ってしまうものだ。
おまけに、腕の具合が悪いのでは、試合を諦めても不思議はないはずだ。
なのに、タイブレークに持ち込み、相手のわずかの隙を見て得点を重ねていくことに、感心した。

具合がよくないのによくがんばれたものだ。
あとは寝不足になるから、ここでもう寝ることにしよう、と私はここでもうテレビ視聴をやめて床についた。

朝起きて、携帯で結果を調べると、なんと勝ったという。
続く第3セットもタイブレークで、12-10で取り、第4セットは6-1で勝ったとのこと。
再びタイブレークに持ち込み、セットポイントを握られたこともありながら、しのいで12-10。
すごい勝ち方だ。
さすが元世界ランク4位の、テニス界の実力者だと舌を巻いた。

錦織自身初のウインブルドンベスト8。
これで、4大大会すべてベスト8以上進出のキャリアができた。
そして、松岡修造以来23年ぶりのウインブルドンのベスト8。
強い錦織、復活!
これからも活躍を続け、私たちをわくわくさせてほしいなあ。
コメント
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