ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ムラサキシキブ…花はうろ覚えでも実を見ればわかる

2017-10-24 22:19:59 | 草木花
台風の過ぎた後、吹き返しの風もまた強かった。
ようやく今朝は、風もやみ、久々に青空ものぞいた。
強風で、わが家から外の道に落ちた葉などがないかと思って出てみた。
幸い、ミョウガが根元から折れて落ちていたくらいだった。
近寄ってよく見ると、紫色の実がたくさん落ちていた。
たくさん落ちても、その実は、今日も枝にはまだまだこんなふうにたくさんなっていた。

紫色のつやつやした小さい実が鈴なりだ。
実を見ると、何の草木の実だったのか、いっぺんに分かる。
「ムラサキシキブ」だ。


「ムラサキシキブ」というと、平安時代の「紫式部」との関係はどうなのか、と疑問をいだく。
ウイキペディアによると、

名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。
「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。

と書いてあった。

わが家の庭にあるが、低山など自然の中にも結構生えているものだ。

以前、山の中でこの花を見つけたが、山の花なので何の花か分からないなあ、と思い、写真に撮っておいた。
その後植物に詳しい人に写真を見せて何の花かと聞いたら、
「これは、ムラサキシキブの花じゃないか。お前、ムラサキシキブも知らないのか。」
と、あきれられた。
当時の私は、家の庭に咲く花と同じだったとは認識できなかったのであった。

そんな恥ずかしい思い出もある、ムラサキシキブの花。
花はうろ覚えでも、実さえ見れば、すぐに分かったはずなのだが…。

コメント
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