ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

新潟、今季一番の試合 ― なんと5か月ぶりの勝利!

2017-10-14 22:49:55 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟、5月以来の勝ち星。
17試合ぶりの勝ち星。
…って、どれだけ勝てなかったんだよ。
これだもん、最下位独走になっているわけだよなあ。

アウエーガンバ大阪戦。
今季一番の試合だった。
選手たちは、皆よく走っていた。
そして、相手選手へのプレスのかけ方もとてもよく見えた。
攻めにも守りにも、選手たちの気迫を感じた。

前半から、多くのチャンスを作ったのは、新潟だった。
特に、山崎の動きがキレキレだった。
相手に囲まれても、自ら突破してゴールに迫ったり、すばらしいパスを送ったりと、本当に素晴らしい選手だと思った。
その素晴らしさを上回っていたのが、相手GKの東口だった。
数年前に新潟のゴールを守り、その堅守から日本代表にまで上り詰めている。
前半に、新潟は決定的な場面を3回も迎えた。
それをことごとく防いでいた東口だった。

また、今日も前半は0-0だったから、後半に入れられてしまうのか、とも懸念した。
その通り、後半は守勢に回ることも多くなった。
相変わらず東口の決定的な好セーブで、新潟に得点は入らなかった。
しかし、67分、右を突破したホニがゴール前に入れたボールがこぼれた。
そこに、小川佳純が走り込み、ゴールへけり込んだ。
ボールは、防ごうとした東口の足に当てられたが、ゴールネットを揺らした。
先制、1-0。

しかし、まだ時間は25分以上残っている。
ハラハラドキドキしながら、画面の前で応援した。
戦いぶりで好ましかったのは、1点リードしているからといって、守り一辺倒にならなかったこと。
もう1点取ろうという意思が見え、攻めの手も緩めなかった。
弱気にならなかったから、大きなピンチも2回ほどあったが、防ぐことができた。

そして、アディショナルタイムの5分を経過し、試合終了の笛が鳴った。
勝った!
うれしかった。
大阪まで応援に行ったサポーターは、1,500人ほどもいたという。
泣いている人たちが結構多くいた。
そう、それだけ勝利がうれしいのだ。
敗れると、今節にもJ2落ちが決まってしまうという窮地であった。
土壇場で踏みとどまった勝利に泣けた。

しかし、他チームとの勝ち点差は大きい。
あれほどよい動きを見せていた山崎も警告の累積で出場停止だ。
しかし、田中達也が3か月ぶりに出場できたし、大野も交代出場して勝利に貢献した。
矢野貴章もベンチ入りした。
私は、今日のように躍動している新潟の選手たちの姿を見たい。
そうすれば、きっと勝利はついてくる。
残り5試合、力の限りがんばって勝利を続けてほしい。
コメント
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