Kind of Good

私の好きなもの

春遠からじ

2017-02-02 20:13:58 | Weblog
お墓参りに行きたいと気になりながらⅠヶ月近くご無沙汰していた。
あっという間に1月もおしまい。
ナンテンの実がこぼれて目を出していた。家からも15cmくらいに成長したナンテンを持っていってスコップで植え込んだ。
根を張って大きくなってくれたらいいかと願って。
年末にお供えしたナンテンが発泡スチロールで出来たものだと全く気が付かなくて、実を植えたら芽が出てくるかと思っていた。
本当にびっくりして、まあ本物にそっくりによく作れたもの。

ヨモギの枯れた葉の下から小さな若葉がちらほら。毎年同じ場所に枯れては芽が出て大きくなり、又枯れる。
寒いけれど娘に連れて行ってもらっていつものことながら何やらすっきりとして、又来ますと離れた。

農協の売店で朝に摘んだ菊の花束を先日買い求めた。
小松菜やブロッコリーも新鮮で味が良いように思う。新しいのは何よりの御馳走。
水仙の良い香りがしてそれも欲しくなって買った。
たとえ小さな花束でも花を買うのは何かしらうれしくなる。
この前友人の畠から水仙の花を摘んでいる人に出くわしてびっくりしたという話を聞き、せっかく手入れして花を咲かせているものを黙って持っていくとはどういうことかと、義憤を感じた。
作物は出来上がるまでに手をかけて成長を楽しみにして、土づくりから始める。その土地だってご先祖様が大切に守ってきたもの。
そう思うと例えひとひらの葉っぱでさえも大切に頂かなければ。
人は周りのすべてのものに支えられ生かしてもらえる一番厄介な動物かも。

立春の恵方巻も皆丸かぶりをしてこれからの幸せを願う。食べ終わるまで物を言ったらだめだとか、今年の恵方は?とか。
50年位前にはお寿司屋さんでもその風習を知らないお店があって、巻いた海苔巻きを切らないでという声より前に大きな包丁でさっと切られて悲しくなった思い出がある。それ以来節分の海苔巻きとイワシの焼き物は欠かしたことがなかった。
が去年から海苔巻きを作ることはなく買うことになった。
イワシも焼いたのが売っていたけれど買う人が居るから売っているのだなあ。
鬼はイワシを焼くにおいも嫌いだと聞いているが。
柊の枝を折ってイワシの目にさして玄関の戸に括り付けて鬼が入って来ないようにしないと。
暦の上では春。待ち遠しいこと。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿