9月に入って、暑さもやや和らいで来たが、この夏は暑かった。
今年は、7月下旬から、しばらくの間だが、涼しいパリで過ごした。
あの涼しさ、快適さは、癖になると言うか、病み付きになりそうである。
今までに、国内でも、涼しい夏の休暇を過ごしたことはある。
例えば、八ヶ岳の海の口周辺。ここは涼しい!!!
諏訪湖から車で30分走るだけで到着する、別天地である。
ここも、パリと同じで、朝晩は寒くて、長袖が必要だった。
八ヶ岳高原ロッジに宿泊して、鳥の声を聴き、星を観察し、
音楽堂でチェロやバイオリンの演奏を聴く。
近くの入笠山や八ヶ岳の軽登山にも出掛けられる。
子供が小さい頃は、よくここへ出掛けたが、もう15年くらいご無沙汰している。
涼しくて天国だが、お金がかかる。
当時はロッジに一泊二食で一人3万円ぐらいした。
どう頑張っても、家族そろってでは、2泊が限度だった。
今はいくらしているのか知らないが、ここで1週間過ごすとするなら、
多分、エコノミーやHISの安い航空券で行けば、
パリで過ごすほうが安上がりかもしれない。
日本の夏の暑さの理由には、
気温が高いことと、湿度の高さにある事を痛感している。
(モンサンミッシェル)
モンサンミッシェルでは、すぐ向かいの島に宿泊したが、
そこのスーパーで買って食べたビスケットが、とても美味しかった。
有名な『プラールおばさんのビスケット』だった。
それで、5箱ほど買って持ち帰ったが、
帰国した翌々日に食べたところ、湿っけてしまっていて、不味い。
パリは、湿度が低いので、ビスケットの包装が簡易になっていたようである。
(モンサンミッシェル島のプラールおばさんのお店)
(写真の赤い紙箱に入った方のビスケットが湿けてしまった)
『パリで涼しく夏の3ヶ月を、ハワイで温かい冬を3ヶ月過ごす』のが、
私の夢になった。
パリも、驚くほど英語が通じるようになって来ている。
ただ心配なのが、健康問題。
日本では、国民皆健康保険制度で、保険料を払っていれば、心配は少ない。
しかし、外国では、日本の健康保険では、
病気の診察や怪我の治療とかをしてもらえない。
日本が、再び原発を稼動させ、再び大きな事故を起こしたら、
国民全員が日本国内に住むスペースがなくなって、
外国で住む日本人が出てくるかもしれない。
その場合も、もし、病気になったら、困るだろう。
年金も健康保険も、もう制度としては、ダメになっていると言う声が多い。
早くTPPに加盟して、世界標準の暮らし方に慣れて、
大きな政府の迷惑な制度を取り払う方が良い、と思うようになっている。
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