1月31日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
(来週日曜からNHKのホームページで放送が聴けます。
右上のブックマークから入ってください。)
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「国債格下げの意味」 鈴田敦之さん
P&S社の今回の格下げの理由は
財政再建が一向に進まない事への警鐘・警告、と
債務残高(国債発行残高)が巨額すぎる。 ことによる。
例えば対GDP比率で言うと、EU諸国は100%前後、
財政危機といわれるイタリアでも133%なのに対し、
日本は203%と突出している。
そして日本政府は
その巨額な債務残高を減らす一貫した戦略に欠けていて、
2020年代の半ばまで財政再建が進まないだろうと見ている。
格下げの影響としては
短期的には、
国債を日本国民が95%所有しているので、大きな影響はない。、
国債がトヨタ・キャノンの民間債の格付けより下になったことや、
償還が始まる個人国債の資金の流れに注目したい。
長期的には
少子高齢化で社会保障費が増加している。
また貯蓄率が低下して来ていて、個人の貯蓄額も減ってくる。
だから、単年度の国債発行額を多少減らせても、
国債の残高は、借換債で増え続ける。
政府は”消費税と社会保障の一体改革”を掲げているが、
これの成立見通しはは難しく、急な財政再建は疑問となる。
一方今後景気が回復してくると、長期金利が上昇し、
利払いの額が増えて、国債費が増加して財政を圧迫してくる。
この頃になると、格付けが元に戻るどころか、
いわゆる”ソブリンリスク”が日本にも顕在化してくる。
今、消費税の値上げが議論されようとしているが、
消費税を上げるだけで、
900兆円近い債務残高を減らすのには遠く及ばない。
消費税を1%上げても年間2.3兆円、5%で11兆円税収が増えるだけ。
ヨーロッパで”ソブリンリスク”に見舞われた国は、
付加価値税(消費税)を引き上げただけでなく、
年金支給開始年齢を大幅に遅らせたり、公務員給与を引き下げるとか、
厳しい歳出カットを行った。
今回の格下げは、日本政府の一貫した財政再建の戦略が無いと、
世界のマーケットから決め付けられた訳だ。
消費税の多少の引き上げをやろうとかではなく、
総合的な政策を求められている。
もう20年も前の事を思い出した。
娘が小学校時代、親しい友達を数人呼んで、
お互いに”誕生日会”をしていた。
うちの娘の場合、
昼食は、妻のお手製のカレーと野菜サラダと決まっていた。
初めて来てくれて、この料理を食べた友達の一人に、
「”きゅうり”を生まれて初めて美味しく食べれた」と言った子がいた。
次の年にも来てくれて、同じ料理を食べて、
「今度も”きゅうり”を美味しく食べれた。」と言ったらしい。
事情を聞くと、”野菜嫌いだが特に”きゅうり”はまずいからダメで、
給食は仕方なく食べるが、家では絶対食べない」と言う。
そこで、妻が帰りに2~3本持たせて返したら、
母親から「息子が”きゅうり”を食べるの見て感激した」とお礼があった。
その後数年間、母親と息子さんが一緒に野菜を買い求めに来てくれた。
私の”きゅうり”が本当に美味しかったのか、
それとも小学生の”小さな恋のメロディー”だったのか、
それはいまだに定かではない。
それが今日ふと思ったのが、
ひょっとして、この少年は微量の”残留農薬”を、
味覚か嗅覚で識別できたのではないか。ということである。
私はもっぱら”忌避食品”を害虫除けに使っていて、
植え付けの初期にオルトランを少し使うだけなので、
化学農薬の知識に”疎い”。
そこで調べてみると、
栽培期間中に同じ農薬を使える回数に決めがある。
収穫の何日前まで使って良いか決めがある。
使用に当たっては、薄める倍率など、技術的な決めがある。
ことなどがわかった。
それでは、合計でどのくらい農薬が散布されているかというと、
各県のホームページに開示されていた。
愛知県の場合 http://www.pref.aichi.jp/0000008570.html
愛知県では
”きゅうり”に80回農薬が散布されていると報告されている。
役所の報告なので多少控えめの数値かなとも思ってしまうし、
20年前には、このよう農薬使用の決め事など無くて、
もっと多かったのではないかと思う。
もし農薬を使わなかったら、
収穫はどのくらい減るものなのか、と調べてみたら、
農水省の関連の報告があって
http://www.acis.famic.go.jp/chishiki/01.htm
”きゅうり”は、60%も減収になるだろうということだ。
さてさて、今朝の私の、”畑のウォーキング”。
12月に種まきした”エンドウ”が
防風ネットに励まされながら
大きく背伸びしていた。すくすく育って欲しい。
国会が始まって、菅首相の目指す方向が示された。。
しかし早くも”菅首相、三月危機”と新聞では報道された。
これ以上の混迷で一番困るのは私たち国民だから、
全く不幸なことではある。
どの政策を聞いても、
各論を展開する準備など無しで、
例えば消費税を値上げしようとし、
総論だけでTPPを締結しようとしている。
あの衆院選で民主党に投票したのは、
年金問題の行き詰まり打開の政策への期待がかなり高かった。
それなのにどうだ。あの長妻さんはどうしてしまったのか。
民主党の年金政策は元々小沢さんの時に作ったものだ。
小沢さんの”政治と金の問題”を自民党以上に責め立てている。
面白がるメディアと一緒になって、
自分たちの大黒柱を切ろうとしている。
”小沢問題”を真に心配しているなら、法的には不起訴になった時、
「あとはご本人に倫理的な行動を取らせます」と言って、
疑惑の3~4億円を返還させてしまえば良かったのだ。
鳩山さんも贈与税を払って良しにしてもらっていたから、
鳩山さんと一緒にやめる時に、3~4億円を返還させれば良かった。
いや、今でも遅くはないから返還させて”小沢問題”を俎上から降ろして、
”あの時の民主党の政策やマニュフェスト”に立ち返って欲しい。
1月26日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
(来週日曜からNHKのホームページで放送が聴けます。
右上のブックマークから入ってください。)
☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「心を楽にする作法~仏陀の三法印に学ぶ」 高田明和さん
”仏陀の三法印”には仏陀が発見した大きな真理が解かれている。
これを知ると、迷っている心もすっと落ち着いてくる、と高田先生は言われる。
三法印とは
諸行無常
すべてのものは一瞬たりとも同じではなく、絶え間なく変わっている。
諸法無我
すべてのものは、因縁の法則に基づいて、繰り返されている。
(今の自分がこうであるのは、過去に善や悪をした報いからではない。)
(自分はただ大きな流れの中を流れて泳いでいるだけだ。)
涅槃寂静
この世で変化しないものはただひとつ、
自分の心の奥にある”清らかな心”で、これだけは永遠に続く。
自分のいろいろあった過去に拘ることはない。
仏陀の三法印を理解して、自分を責める気持ちを無くして楽になろう。
(日曜日以降に右上のブックマークから入って、是非直接放送をお聴き下さい。)
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「社会保障と税制の一体改革」 高木 勝さん
「民主党は2007年に打ち出した当初の年金改革案に戻れ」
これが今朝の高木さんのお話だ。
年金の問題は、
少子高齢化で、増加する年金支給額を若い人の保険料だけでは賄えない。
不況で、国民年金の保険料未納は4割に達し、ほぼ壊れかけている。
企業が保険料負担を軽減するために、パートや非正規労働者を雇う傾向がある。
ということで、どうしたら良いかという事だ。
2007年民主党案というのは、
” 所得比例年金”。
概要は、
いまある3つの年金を一本化して、”所得比例年金”とする。
財源の保険料は、
企業からは支給する給料(総賃金)に応じて、自営業者も所得に応じて支払う。
最低保障年金額(月額7万円)に達しない分は消費税で補う。
だからもらえる年金額は
所得比例分の金額と最低保障金額の合計となる。
これは英国やスエーデンで採用しているやり方で、
現行からの移行もしやすく、過去に負担した人の不公平感もない。
「全額税方式で7万円年金を実現する、その為消費税を上げる」
という方向に菅首相は舵をきりたいようであるが、
これで消費税が15%や18%になったら、
他の医療や介護などの財源はどうなるのだろうと心配だ。
国会が始まって、菅首相の目指す方向が示された。。
しかし早くも”菅首相、三月危機”と新聞では報道された。
これ以上の混迷で一番困るのは私たち国民だから、
全く不幸なことではある。
どの政策を聞いても、
各論を展開する準備など無しで、
例えば消費税を値上げしようとし、
総論だけでTPPを締結しようとしている。
あの衆院選で民主党に投票したのは、
年金問題の行き詰まり打開の政策への期待がかなり高かった。
それなのにどうだ。あの長妻さんはどうしてしまったのか。
民主党の年金政策は元々小沢さんの時に作ったものだ。
小沢さんの”政治と金の問題”を自民党以上に責め立てている。
面白がるメディアと一緒になって、
自分たちの大黒柱を切ろうとしている。
”小沢問題”を真に心配しているなら、法的には不起訴になった時、
「あとはご本人に倫理的な行動を取らせます」と言って、
疑惑の3~4億円を返還させてしまえば良かったのだ。
鳩山さんも贈与税を払って良しにしてもらっていたから、
鳩山さんと一緒にやめる時に、3~4億円を返還させれば良かった。
いや、今でも遅くはないから返還させて”小沢問題”を俎上から降ろして、
”あの時の民主党の政策やマニュフェスト”に立ち返って欲しい。
1月26日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
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☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「心を楽にする作法~仏陀の三法印に学ぶ」 高田明和さん
”仏陀の三法印”には仏陀が発見した大きな真理が解かれている。
これを知ると、迷っている心もすっと落ち着いてくる、と高田先生は言われる。
三法印とは
諸行無常
すべてのものは一瞬たりとも同じではなく、絶え間なく変わっている。
諸法無我
すべてのものは、因縁の法則に基づいて、繰り返されている。
(今の自分がこうであるのは、過去に善や悪をした報いからではない。)
(自分はただ大きな流れの中を流れて泳いでいるだけだ。)
涅槃寂静
この世で変化しないものはただひとつ、
自分の心の奥にある”清らかな心”で、これだけは永遠に続く。
自分のいろいろあった過去に拘ることはない。
仏陀の三法印を理解して、自分を責める気持ちを無くして楽になろう。
(日曜日以降に右上のブックマークから入って、是非直接放送をお聴き下さい。)
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「社会保障と税制の一体改革」 高木 勝さん
「民主党は2007年に打ち出した当初の年金改革案に戻れ」
これが今朝の高木さんのお話だ。
年金の問題は、
少子高齢化で、増加する年金支給額を若い人の保険料だけでは賄えない。
不況で、国民年金の保険料未納は4割に達し、ほぼ壊れかけている。
企業が保険料負担を軽減するために、パートや非正規労働者を雇う傾向がある。
ということで、どうしたら良いかという事だ。
2007年民主党案というのは、
” 所得比例年金”。
概要は、
いまある3つの年金を一本化して、”所得比例年金”とする。
財源の保険料は、
企業からは支給する給料(総賃金)に応じて、自営業者も所得に応じて支払う。
最低保障年金額(月額7万円)に達しない分は消費税で補う。
だからもらえる年金額は
所得比例分の金額と最低保障金額の合計となる。
これは英国やスエーデンで採用しているやり方で、
現行からの移行もしやすく、過去に負担した人の不公平感もない。
「全額税方式で7万円年金を実現する、その為消費税を上げる」
という方向に菅首相は舵をきりたいようであるが、
これで消費税が15%や18%になったら、
他の医療や介護などの財源はどうなるのだろうと心配だ。
昨日の続き。
生野菜をサラダで毎日たくさん食べていると飽いてくる。
野菜を毎日食べるには、
新鮮なサラダのほかに美味しい野菜の常備食を作っておくと良い。
私の常備食は”ひじきの精進煮”。菩提寺の住職さんに教えてもらった物だ。
写真は食材として、人参・牛蒡・椎茸・大蒜・大豆・昆布・ひじき・を使ったもの。
大根の切干し・玉葱・高野豆腐・油揚げ・きくらげ・こんにゃくなども適宜使う。
調理法としては
ひじきは一晩水で戻したあと、水をよく切っておく。
だし汁はかつおの削りぶしをたっぷり使ってつくる。(300~400cc)
椎茸・昆布は、小さく切って、だし汁に浸けて戻す。
人参は千切り、 牛蒡は皮付きを廻しながらそぎ削りで切る。
牛蒡の灰汁出しは10秒ほど水に浸けるだけ。
人参・牛蒡・大蒜・ひじきをそれぞれゴマ油で炒める。
椎茸・昆布は浸しただし汁ごと、その他すべての食材を鍋に入れる。
酒・みりんで味付けをする(各大さじ3杯)
10分程度中火で煮て、だし汁が無くなるまで煮込めば出来上がり。
味付けですが、私は塩分制限を考えて、この煮物には塩や醤油を使わない。
昆布とひじきの塩分だけで、あとはかつお削り・椎茸の濃いだし汁だけ。
薄味に慣れた私には”食材の本来の味”がたまらなく美味。
昨年秋の彼岸の法要で住職さんが来られた時に食べて頂いたら、
「とても良いお味ですよ」と褒めてくださった。
普通の方は、いきなりこの薄味では食べられないと思うから
、最初は醤油(大さじ1杯)加えたり、
”さつま揚げ”を小さく切って入れると良いと思う。
1月25日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
(来週日曜からNHKのホームページで放送が聴けます。
右上のブックマークから入ってください)
☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「心を楽にする作法~気を楽にする技術」 高田明和さん
歳をとると、不安や心配事がいつも頭にある。
若い時は不安や心配があっても、
仕事や勉強をがんばってやることで解消した。
なぜそうなるかというと、
歳をとると不安や心配事を打ち消す脳の働きが落ちてくるからだ。
だから歳をとったら自分自身で努力して、心の平穏を保つようにしなければならない。
具体的にどうすれば良いかと言えば、心の持ち方で
「刺激を少なくする、苦しめるものを減らす、競争心や他人を羨むのを減らす」こと。
歳をとったら、この心の持ち方を日々工夫していくのが大切で、
この技術を獲得するのが”知恵”だと思う。
高田先生については私も直接講演会でお話を聴いたことがあります。
お話を聴いていると心が和んでいくのが自分でわかります。
要約をしても、このニュアンスはお伝えできません。
是非日曜日以降に右上のブックマークから入って、直接放送をお聴き下さい。
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「企業の農業参入」 山下一仁さん
山下さんは、とても明確な農政論をお持ちだ。
11月の放送で次のような話をされたが、よほどの持論のようで、
ご自身のホームページにも掲載されている。
http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20101112_178.html
「(TPPへの参加で)関税がなくなって国内の米価が下がれば、
コストの高い規模の小さい兼業農家は農業を止めるでしょうが、
規模の大きい農家は存続できます。
それだけではなく、農業を止める兼業農家から農地を借りうけて
ますます規模を拡大するとコストはさらに下がり、
日本の米農業の競争力が増します。」
零細規模の農業経営を廃し、
大規模農業で世界に勝てるように農業政策を方向転換する時期に来ていると
一貫して指摘されている。
今朝のお話では
農家の後継ぎなどは、無条件で農地を取得でき、農業法人も設立できる。
ところが農業に意欲があっても一般人一般企業は農地を取得できない。
農地の貸借が段階的にできるようになったが
借りた農地はいつか返さなければならないと考えると
投資をして大規模に農業をするには危険が大きくて、借りてまだやるのは躊躇する。
農地を自由に取得できるようにしなければだめだ。
自由に取得できると、逆に農地を他用途に転用してしまうという恐れもあるが、
それに対しては
欧州の農業のようにゾーイング(市街地区と農業地区の地区的区分)をして、
農業地区では多用途への転用は認めない。
その地区内の農地は農業をしたい者が自由に取得できるようにする。と良い。
★皆さんはどう思われますか?★
いろいろと健康の話を聞いていると、
「野菜を1日300gは食べましょう」とよく言われる。
昨日寄ったレストランは、野菜サラダがブッフェというか食べ放題になっていて、
レタス・キャベツ・トマト・コーン・ワカメやらがどーんとおいてあった。
皆さんよく食べる。私など小さい時はキューリなど嫌いで食べれなかったが
今の子供さんはキューリも玉葱も美味しそうに食べる。
野菜を作る側としては嬉しいことである。
野菜をもっと美味しくバランスよくしかも栄養価高く食べていただく為に、
今日と明日で2つのヒントを書いてみたい。
まず一つは、生で食べる野菜は”よく水で洗いましょう”
別の時に改めて書こうと思っているが、野菜には農薬が沢山かかっている。
農薬の使用には細かい決まりがあり、最近は減ってきているがそれでも結構多い。
何回くらい散布すると思いますか?
たとえばキューリは80回。
役所の統計でこれだから、気候や地域によってはもっと多いと思う。
(http://www.pref.aichi.jp/0000008570.html)
トマトやきゅうりは皮のまま食べるのでほとんどの方が洗っていると思うが、
レタスやキャベツも葉をもいで洗ってから食べよう。
農薬は雨や水で随分落とせます。
次に、毎日たくさんの生野菜をサラダ風に食べると飽きが来る。
野菜をバランス良く毎日食べるには、美味しい常備食を作っておくと良い。
この詳細は明日。
1月24日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
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右上のブックマークから入ってください。)
☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「心を楽にする作法」 高田明和さん
高田先生については私も直接講演会でお話を聴いたことがあります。
お話を聴いていると心が和んでいくのが自分でわかります。
要約をしても、このニュアンスはお伝えできません。
申し訳ありませんが、日曜日以降に右上のブックマークから入って、
直接放送をお聴き下さい。
まことに申し訳ありません。
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「今年の課題解決へのヒント」 浜 矩子さん
浜さんは主として国内での政策について話をされた。
今年の政策の課題として、まず財政・金融ともに、
健全化あるいは破綻の回避に全力を注ぐべきだ。
そして具体的には、英国の喜劇俳優、ロアン・アトキンスの芝居をヒントに話された。
今は、デフレの淵にいる。ここを脱出するに成長戦力をとると政府は言うが、
そこに至る地図は持っていない、あるのは古い地図だけ。
どうしたら良いか。
日本はまだ豊かな国だ。この豊かさを皆に分配できるようにして、
安住の地を作るのが良い。
これを大局的な視点において、いずれの分野においても、
互いに戦って潰しあうのではなく、
分かち合っていけるような政策にすることが大切だ。
中国は昨年のGDPが日本を抜いて世界第2位になった。
事前にわかってはいたが、胡錦濤さんが米国のオバマさんの前で誇らしげに発表した。
NHKも夜7時のニュースで詳細に報じた。
この100年間、中国はアヘン戦争・日清戦争・日華事変等々他国に踏みにじられてきて悔しさが大きいはずだ。
一党独裁で自由や人権の剥奪などは好ましくないが、ここまで盛り返させた外交や市場経済の運営手腕などは大したものだと思う。
私は中国の北京に一度だけ7年前に行ったことがある。
紫禁城や頤和園の豪華さ・広大さに驚き、万里の長城の雄大さには大きなロマンを感じた。
一方、王府井の大通りは銀座の賑やかさだが、その一歩裏には古い家が続き、昼間でも男たちが道端で腰掛けたりブラブラしていた。
トイレはと言うと、どこも使用した紙を流さないようにと、大きなダンボール箱が横に置いてあった。さすがに泊まったホテルでは流せたが。
街では交通ルールは有って無い様なもの。車に轢かれても轢かれ損だからと、添乗員に毎日何度も注意された。
外国では当たり前と言えばその通りなのだが、「紙幣は重ねて店員に渡すな、1枚1枚並べて払え」と言われた。
今はどうなっているか、また近いうちに訪ねてみたいと思う。
さて、今まで世界第2位だった日本はどうか。
私の家の近所の話で言えば、歩いて5分の所に歯医者は3件病院は4件もある一方で、水道や下水道・、都市ガスが通っていない。コンビにも自転車で10分位かかる。
アンバランスなインフラ状況だが、”何もかにも充たされなければ不便だ”等と思ったことはない。
私が思うには、願わくば自国や自国民が繁栄するというよりは、どこの国民もその環境のなかで、幸せに仲良く長く暮らせるのが一番だと思う。
日本人の平均寿命は83歳、中国人は74歳((WHO調べ)。中国の人達も、もう少し長く幸せに暮らして欲しいと思う。
私が中国から学んで実践していることがある。それは太極拳だ。
医者からは「ウォーキングが一番良い」と言われているが、やはり「骨を強く、筋肉を鍛えるのも必要」と思っている。
市の”中高年の健康講座”で、「太極拳は持続して筋肉を鍛えるのに最も良い」と聞いて最近始めた。
自己流で始めたが、近くの商店街の一角で週に1回指導してもらえる会があるので参加している。
1月19日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
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☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「骨粗しょう症を予防する日常生活」 林泰史さん
骨粗しょう症を予防・改善するには、
「日常生活の3原則」として、「食事、日光浴、運動」を少し詳しく述べる。
食事に関しては、
カルシュームを多く含む牛乳や乳製品、小魚、海草、緑黄色野菜、豆類を食べるのが良い。
緑黄色野菜はビタミンKを、豆類はイソフラボンをそれぞれ含み、骨を強くする。
(レタスをよく食べる米国人や納豆をよく食べる関東の人は骨粗しょう症の人が少ないそうだ。)
日光浴については
木陰でも良いから日光浴をしてビタミンDを取り入れる。ビタミンDは血管からカルシュームを骨に取り込む力を強くする。
運動に関しては
骨に刺激やたわみを与えることで骨を強くする。ウォーキングとか軽い運動で十分である。
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「中国モデルは持続可能か」 関 志雄さん
リーマンショック以降、先進国がもたつくのを尻目に、中国はいち早く回復し経済大国へ邁進している。
これを進めた方式が”中国モデル”と呼ばれる「政治的には一党独裁、経済的には市場経済を活用」したやり方である。
この中身を見ると、農民や労働者の権利を制限し、外資誘致と製品輸出で競争力をつけた結果と言われる。
中国はこのまま今後もこの勢いでこの”中国モデル”で発展を持続できるだろうか。
氏は限界があり、いずれ方向転換が必定だと見ている。
まず内政的には、
政府の権力や企業・資本の暴走を防ぐ仕組みが欠如しているので、所得格差の拡大、労使の対立、官僚と大衆の対立が激化している。
(そういえば国内のデモや暴徒化、インフレがよく伝えられる)
次に対外的には、
特に西側諸国からのイメージ低下は顕著で、北朝鮮やイランとの取引での利益追求やノーベル平和賞の欠席問題などを指摘された。
中国は表立っては”平和的発展を目指す”というが、真にそうなるには、
一党独裁に拘るのではなく、自由、民主、法治、人権と言った先進国では普遍的な価値を受け入れながら、世界の文明に溶け込むしかないだろう。
土曜日にJR東海のウォーキングに誘われている。
少し寒いとは思うが、初詣を兼ねて出掛けようと思っている。
1月のウォーキングの会では、途中に甘酒とか七草粥とか温かい物が頂けるので楽しみである。
それに私の持参するスイーツも仲間から期待されていて、喜ばれる嬉しさもある。
私の振舞うスイーツとは、さつま芋を手作り加工した、芋ようかんと干し芋である。
今日はさつま芋のお話をしてみたい。
左が干し芋。右が芋ようかん。
干し芋はオレンジ色でわかると思うが、上写真の”人参芋”を使う。
たっぷりの湯で蒸かして、1cm位の厚さで切って、3~4日天日に当てれば完成。
人参芋は、文字通人参の形で、人参の風味がある。用途はほとんど干し芋のみ。
芋ようかんは、鮮やかな紫色だが、上写真”紫芋”を使う。
鮮やかな紫を出すために、収穫を遅くして長期間畑において育ててある。
これもたっぷりの湯で蒸かして、1~2cm大のサイコロ状に切る。
冷めないうちに、わずかの砂糖を振りかけて杓文字でつぶす。
こし器やプロセッサーを使うと繊維が切れて、腰がなくなるので使わない。
適度に水に溶かした粉寒天を加えて少し温めながらかき混ぜ、冷蔵庫に1時間も置けば出来上がり。
紫芋は多くがスイーツ用に使われ、スイーツポテトやケーキ、また和菓子として多種類売られている。
簡単にできて、芋のざらざらした食感の残るこのようかんが私は好きだ。
私はさつまいもは4種類作っている。
今回の人参芋と、紫芋、そして安納芋と鳴門金時。
上写真の安納芋は今全国的にブームになっているが、元々種子島地方のもので栄養・美容に魅力十分。
主に焼き芋用のため、あまり大きく育てず小ぶりな物をたくさん収穫できるように努力している。
それにしてもこの焼き芋は美味!。
そしてもう1つは、鳴門金時。
ただ9~10月始めに収穫して、一部出荷したりお歳暮に差し上げたりしてしまって、今は手元に何も無い。
蒸して、焼いて、天麩羅などの料理にと、オールマイティーの芋。
1月19日 今朝のNHK「ラジオ朝一番」から
☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「骨粗しょう症をの治療」 林泰史さん
骨粗しょう症の治療は、骨密度が若い時の70%(糖尿病患者等は80%)以下になれば始める。
治療は
投薬
日常生活の指導
手術 がある。
投薬は軽いうちは、活性型ビタミンDやカルシュームの注射、重症になると骨が減って行くのを抑える強力な薬まである。
日常の注意としては、「日常生活の3原則」として
カルシウムや乳製品を含めた食事をとる。
日光浴をする。
運動をする。
手術は、骨折した骨がなかなか繋がらない時に骨セメントで固めること等である。
☆☆☆ビジネス展望☆☆☆
「極薄和紙の可能性」 関 満博さん
高知県は古来和紙の製造が盛んであった。
この伝統技術に新しい息吹を吹き込んで海外に売り込もうとしている。
(簡単ですみません。
来週日曜からNHKのホームページで放送が聴けます。右上のブックマークから入ってください。)
今朝は久しぶりに屋根に薄っすらと雪が積もっていた。
当地で雪が積もるということは逆に風がないということで返って温かく感じてしまう。
太陽が顔を表わすと、たちまち溶けてしまった。
この3月は孫娘の初節句。
そう、すくすく育って良いお嫁さんになってもらうように願ってお雛様を贈らねばならない。
暮れに「鞠と羽子板」のお正月飾りを贈ったばかりで、まあ何かと物要りな事ではあるが。
近くの人形店にでかけた。
正月飾りを購入してから、この人形店にはすっかりマークされていて、
その折妻がちょっと言った”木目込み人形”でマンション向けサイズの物を奥から出してきてくれた。
お雛様と言えば、”7段飾りでウン十万円の物”と私などは思うだが、妻は違う。
写真と説明書を見ながら1日がかりで組み立て飾り、また1日がかりで元通りに箱にしまう。
この作業を、娘が結婚するまで20数年間続けたが、
毎年悪戦苦闘だったので同じ事を娘にもやらせたくない、と妻は7段飾りには目もくれなかった。
娘も同意見だそうだ。
私がもっと気遣いをして、私が作業するか、少なくても手伝っていたら、こうはならなかったと反省する。
孫娘には申し訳ないと思う。どうしたら妻に翻意してもらえるだろうか。
昨夜BSジャパン「日経スペシャル ガイアの夜明け
【うまい魚を食卓へ~流通システムを変える革命児たち~】を見た。
「漁師さんから仕入れた魚を直接売れば安価で販売できる」
「新鮮な旨い魚なら、需要はある」
「家庭で魚調理をしない人が、旨い魚を出せば出向いて食べに来てくれる。」
このような考えから、新鮮な魚を安価に消費者に提供しようとする人達の精進の記録であった。
宮崎県の離島から朝穫った魚を夕方には東京の料理店で食べられるようにしようと言うのだ。
もう最先端の人達は、こうして鮮魚を供給しようとしているのかと驚いた。
近所の魚屋さんが店を閉めた十数年前から魚はスーパーで買うものになったが、
たまに旅行で本場の魚料理にお目にかかったり、年に数回ではあるが自分が海で釣り上げた魚の旨さは忘れられない。
私の近くのスーパーや料理店でも、そういう”朝穫り鮮魚”が食べられるようになったら嬉しいことだが...。
翻って、私の栽培している野菜についてはどうだろうか。
「美味しい野菜を安価に消費者に届けたい。」という願いは同じ。
ただ全般的に野菜は魚ほどは鮮度は問われないと思う。生鮮野菜も1~2日は大丈夫と思う。
逆に言うと、鮮度が問われるような超高級野菜を創作する工夫が必要かも知れない。
(そうはいっても、とうもろこし・枝豆は採ってから3時間もすれば味が落ちてしまう。畑で茹でて食べたいほどである)
ただ野菜には鮮度よりもやはり、農薬他栽培技術の問題が優先すると思う。
「安全で安価で新鮮な野菜を食べてもらうには...」
いつか「ガイアの夜明け」のテーマになるだろうが。
実は私は秘かに案を持っている。別の機会に話してみたい。
1月13日今朝の「ラジオ朝一番」から。。
☆☆☆健康ライフ☆☆☆
「老化はなぜ起きるのか」 大塚邦明さん
1.骨粗しょう症
骨の形成・破壊にも”時計遺伝子”が関係している。
骨は昼間に溶け夜間に作り変えられているが、
”時計遺伝子”に異常がきていると、過形成といってカルシウムが過剰に作られ、骨がもろくなってくる。
だから”時計遺伝子”をできるだけ正常に機能させることが骨粗しょう症の有効な予防になる。
2.認知症
認知症は治りにくい。もの忘れが始まりそうな方を早く発見してあげるのが大切。
もの忘れが始まっているかどうかの検査は”総合的機能評価”の中でで行う。
この検査で、もの忘れの進行を遅くするには、
ADL機能と言うそうだが、いかに元気に立ったり座ったり指先を使ったりするという事が大事であるとわかった。
また1時間経った2時間経ったとという”時間感覚”がしっかりしている人はもの忘れも少ないというから、
ここでも”時計遺伝子”が影響を及ぼしているのがわかる。
★★★ビジネス展望★★★
「中小企業今年の課題」 黒瀬直宏さん
中小企業の現状は回復しつつも依然として現状は厳しい。
現状としては、
需要低迷で経費削減などで対応しているが、ゴールが見えないので厳しい
市場のグローバル化で、顧客を中国に奪われるなど対応ができない。
価格競争が一段と激化
どう対応したら良いか
黒瀬さんは
脱下請けをしてエンドユーザーと直接取引を目指す
顧客の潜在需要を掘り起こす提案営業をする
地域や顧客にこだわって他社の製品と差別化する
自社製品を見直して、新市場への売り込みを図る
日本独自の商品を海外に売り込む
プロジェクトを作るなどして全員参加で会社を盛りたてる。と言われます。
皆様、お年頭さんです。本年の皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。
” 防風林 大きく揺れる 初日かな ” いまさきもり16歳の時の作
大晦日から娘家族が孫を2人連れて帰省してくれました。
孫は可愛いですが、お相手には随分根気と体力がいります。
そこで私たち夫婦は冬休みを早くとって、一週間ほど暖かい島で過ごして英気を養っておきました。
元日の昨夜は、あと数日で2歳になる上の孫(男)の誕生日パーティーをしました。
私はケーキとゲームをプレゼント。
まだオムツを付け、言葉も覚束ない2歳の孫ですから
何をどうしたら喜んでもらえるか難しく、嬉しいながらかなり悩みました。
私の作る米をいつも食べてくれている孫ですので、ケーキも米粉でもっちり感が出るように作りました。
JAの米粉普及の料理講習会で習っていますのでその復習です。
オーブンでスポンジ部分を焼きます。
真ん中に穴ができますので、それを埋めるため小さいカップのものもつくります。
ふっくら焼き上げるコツは、とにかく卵白をあわだてる事に尽きます。
そしてデコレーションも乗せて完成です。
ゲームは昔で言う「スマートボール」のようなものを作りました。
後方のスロープから球を流しますと、丸や角の障害物にコツコツ当たってさ迷います。
さあ誰のお家に入るのかな。アンパンマンかな、しまじろうかな。
これを見て娘が少し憤慨したようです。
「おとうさん、私にはこういうの一つも作ってくれなかったわよね!」
(まあ仕事が忙しかったから勘弁して下さい。)
ケーキも沢山食べてくれて、ゲームも大喜びで繰り返し繰り返しボールを流していました。
私も一緒に遊びました。、そう大人も結構夢中になります!
マンションの狭い部屋を考えて、スロープは折りたたみにして片付けやすく、壁とかに立てかけて仕舞えるように工夫しました。
孫がもう少し成長したら、裏側に別のゲームを作ります。
輪投げとか、電車のレールセットとか、構想を練るうちから嬉しくなります。