ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

晴れた日は農業とウォーキングとライカ、雨なら読書と料理。
そして毎日ラジオがお伴です。

富士山を仰いでさわやかウォーキング

2010年12月19日 | お出かけとウォーキング

JR東海・静岡の主催する「さわやかウォーキング」に参加した。

JR東海道線興津(おきつ)駅をスタートし、
旧東海道を東進して「さった峠」を経てJR由比(ゆい)駅までの平坦なほぼ7.4kmのコース。
見所は”東海道五十三次”では最も往時の面影を残すといわれる「さった;峠」からの富士山の眺望である。

10時に興津駅に到着。小さな駅舎は大混雑している。
いつも参加者が多いJR東海のウォーキングはあるが、今日は特に多い。
駅やコンビにはすごく長いトイレ待ちの行列。
道中は人が途切れることがない。これなら誰もコースを外す心配が絶対ない。

「さった;峠」登り口で渋滞はピークとなり、
トイレを待つ行列が道を塞いだこともあり、ここで15分くらい待たされてしまった。



峠の登り口からは緩やかな坂道。道の右手は駿河湾が時々見え隠れしてきた。
左手の山側にはみかん園やびわ園がずっと続く。
これが風を遮ってくれるので暖かく、うっすら汗ばんできて上着のダウンを脱いで進む。
混雑はずっと続き、所々でストップがかかる。

そして「さった;峠」に到着。満面の富士山とご対面。



「久し振りに来てくれたね。まあ座って寛いでいけよ」
富士山にそう声をかけられた気がして、しばし休憩をとってお茶とした。

空は真っ青に晴れ上がり、眼下には雄大な駿河湾がどこまでも青く続く。
心も清く青く染まっていきそうだ。
古来からここで多くの旅人が、
あるいは富士山と対面し、あるいは富士山を振り返り、
富士山から声を掛けられて、慰められ又励まされたたことだろう。

今日持参したおやつは手作りの「干し芋」と「クッキー」。
クッキーは白米製パン機「ゴパン」で生地作りをした白米クッキー。
周りのご婦人のグループに少しさしあげたら、予想以上の大好評。自信がついた。

背中の汗も引いてきたところで腰をあげた。



ゴールの油井宿・JR由比駅に13時到着。
さあ、桜海老のかき揚ご飯をどこで食べようか。
渋滞気味ではあったが、気持ちの良いイベントウォークの歩き納めとなった。


長期金利が上がってきた。

2010年12月17日 | 社会について独り言

今朝のNHKラジオ「あさ一番」のビジネス展望を聴いた。
藤原直哉氏が、「ここのところの世界・日本同時の長期金利の急激な上昇について」述べられた。
危険な兆候らしい。
米国のドル垂れ流しは相変わらずで、米国によって危険が抑えられる見込みは低いそうだ。

私もここ暫くの、海外はともかく日本の国債の金利上昇は気になっていた。
少し前に読んだ書物で、
「11月頃から長期金利が上昇し始め翌年の3月には大変なことになる。」
と予測があったのが頭の隅に常にあったからだ。



この著書を読むと、「国債や株式、投信等は手放したほうが良い」、
「金も万全ではない」ように思われた。
ではどのようにして自分の資産を守るか。
いくつかヒントが書かれていたが、これは直接この書物を読んで頂きたい。

せっかくここまで回復してきた日本の株式市場は風前の灯のような気がしている。
地元の中部電力からお洒落な卓上カレンダーを頂いた。
夏の「緑のカーテン」へ協賛したことへのご褒美で、花が綺麗に押し花にされている。
このような花が咲き誇る2011年の春になって欲しいが。


ゴパンで白米パンを焼いてみた

2010年12月14日 | 健康と滋養

ゴパンで白米食パンを焼いた。

話題のパン焼き機「ゴパン(三洋電機製)」が昨日我が家に届いた。
開封して台所に置いてみるとかなり大きい。炊飯器の横にはちょっと置けそうにない。



この機械のパン作りは
 1.普通に各種小麦粉を使った小麦コース、と
 2.白米・玄米・雑穀米などを使った米パンコース
の2つがある。2のコースにはさらに、
  イ.少し小麦要素(小麦グルテンなど)を混ぜる焼き方、と
  ロ.米だけを使う焼き方、がある。

デビュー作として私が選んだのは2ロ.の「小麦ゼロ白米食パン」。
白米やイースト菌他の材料を所定のケースや焼き釜にセットして、
スタートボタンを押しただけで、約3時間半後には、320g(約2.1合)の白米から、1斤の食パンが焼きあがった。



焼き釜が飯盒のような釜で、その為底面と側面には焦げ目がつくが上面は白米の白がそのまま残った。
取扱い説明書の写真とほぼ同じ形にできたので一安心。
早速ちぎって食べてみる。
ウーン、玄米パンと五平餅と高級あられを一緒にした食感。
グーですよ!グーグー、旨いです!。
そして嬉しい。
砂糖と塩の投入を思い切って減らしているのにこんなに美味しいのが、嬉しい。

取説のレシピでは、
320gの白米に、「砂糖32g、塩7g、オリーブ油12g」を一緒に釜に入れるようになっている。
これを私は「砂糖10g・塩ゼロに減らし、逆にオリーブ油はガーリックオリーブ油にして20g」に増やした。
ガーリックオイルの香りが塩を減らした分をカバーしてくれている。
(もっとも私の場合、今まで市販の「玄米混食パン(6枚切りで1枚に塩分0.6g)にガーリックオイルを付けて食べていたので、慣れていたとは言えると思う。)

これで、たんぱく質と塩分と糖分の摂取量を間違いなく減らすことができる。
このさき、そば粉混ぜパン、野菜を砕いて混ぜたパン、、小魚やお茶を砕いて混ぜたパン等々いろいろ工夫して私の健康食生活を豊かにして行こうと思う。

ゴパン君、我が家にきてくれてありがとう。末永くよろしく。


神戸ルミナリエを見た

2010年12月12日 | お出かけとウォーキング

神戸ルミナリエ」を見てきた。

昨年までは家から近い「なばなの里」のイルミネーションを毎年見に行っていたが、
今年は時間の余裕が十分あるので京都に一泊し
どちらか天候の良い日にルミナリエを見ることにした。
結果として雨にしっとり濡れた京都と、翌日午後から好天の神戸を楽しむことができた。

神戸の楽しみの一つは、美味しい珈琲。
今回は妻の希望で「にしむら」に寄った。
本当は中山手の本店が良いのだが、後の順路のことを考えて元町店にした。
とびっきりお洒落なランチと珈琲を戴いた。



元町、三宮の繁華街の散策もあっという間に時間が過ぎて、5時半になった。
ルミナリエの出発地、旧居留地のフロントーネに向かう。
列に並んで点灯の瞬間を待った。
やがて通りには荘厳なミサ曲が流れ、気持ちがドキドキと高まってくる。
そして鐘の音が鳴り渡り、ついに点灯!。

その瞬間、観衆の大きなどよめきが起こり、頭上に燦然と輝く光の大聖堂が出現した。
光の輝きは次々と奥に向かって進み、目もくらむカラフルな光の回廊を作り出した。



瞬く間の光の芸術にすっかり度肝を抜かされてしまった。凄いです。
荘厳な音楽は曲を変えて絶え間なく流れていてとても落ち着く。
観衆も思った程の混雑ではなく、写真を撮ったり妻ともゆっくり話ながら行進できた。



行進の最後は遊園地の広場で、これまた光の巨大な砦に立ち尽くしてしまった。
四方八方から、きらびやかに降り注ぐ光を浴びて、惜しみつつ会場を後にした。