ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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甘利明さん辞任・・・・・何故か淋しい余韻が残る

2016年01月28日 | 社会について独り言

甘利明さん辞任・・・・・何故か淋しい余韻が残る

甘利経済再生相が辞任した。
週刊誌の報道通り100万円の受領を認めた。


                  (NHK ニュース シブ5時より)

記者会見をTVで見た。
意外とあっさりと辞任を発表した。

安倍内閣の強力なサポートで、当然乗り切れると思っていたから、
拍子抜けだった。
安倍内閣以降はやっている、与党や官邸のおごりを感じなかった。
むしろ、稀有な謹厳実直な政治家の雰囲気があった。

安倍内閣の中枢とか、安倍首相の信頼が厚いとか報道されていたので、
この方も、安倍首相のような強引なタカ派の政治家の印象があった。

こういう方だったら、
TPP交渉も本当に頑張ってやってくれていたのかもしれない。
何か、惜しい閣僚を失った、という余韻が残った。

だが、これは幸なことで、安倍内閣には大打撃だ。
野党の皆さんには、この機を逃さず、
沖縄、原発、安保、、農業、中小企業対策等々、
安倍首相に強く攻め込んで、活発な議論を吹きかけて欲しい。


米菓子のほうが小麦菓子より美味しいと感じるDNAを持っている日本人

2016年01月26日 | 健康と滋養

24日の日曜日に、BS-TBSの『時事放談』を見た。



ゲストは、武村正義さんと仙谷由人さん。司会は御厨貴さん、そして出水麻衣TBSアナウンサー。
この番組の楽しみは、冒頭部分で出水アナの紹介するお茶請け。
今朝は、クッキー。小川軒のレーズンクッキー。



ナヌッ!仙谷さんは和菓子党のはず。
それなのに、その小麦の菓子を旨いと言って食べた。
日本人なら、米(こめ)のお菓子ではないのか!
仙谷さんは、日本農家、米作農家の眼が気にならないのか!
まあ、番組の演出だろうから、あまり目くじらは立てないが。

それにしても
今世間には、パンやクッキー、ケーキなど、小麦のお菓子や食品が溢れている。
学校給食でも、今でも米飯よりパンの方が多いようだ。

これは、総て、戦後、米国から余剰の小麦粉を無理やり押し付けられたからだ。
戦前から戦後にかけて、米(こめ)を毎日3度3度食べられる人はかなり裕福な家だった。
昭和30年代でも、誰でもが白い米(こめ)を食べることはできなかった。
あの『所得倍増論』の池田勇人首相も、当時「貧乏人は麦を食え」と言った。
戦後生まれの私も、正月は、白い米(こめ)のもちより、きびのもちの方が多かった。

それが、やっと、皆が裕になり、米(こめ)が誰でも食べられるようになったと思ったら、
日本の食文化は、米国(アメリカ)と自民党によって、輸入小麦で覆い尽くされてしまった。
浜松の名物と言えば、『うなぎのかば焼き』であったが、
残念ながら、いつのまにか『うなぎパイ』なる小麦粉の焼き菓子に代わってしまった。

小麦粉の食品をたくさん食べるようになったから、
ガンが増えたとか、痴呆症が増えたとは言わない。
しかし、日本人には、
ちょっと昔の先輩・先祖がお米(こめ)の美味しさに魅了されていたのだから、
同じく、お米(こめ)の美味しさを味わえる体質・DNAを引き継いでいるはずである。
お米(こめ)が、あるいは『お米(を食べたいという気持ち』が、
日本の文化を培ってきたはずである。

もっと、日本人にはお米(こめ)を食べて欲しい。
そして、農村を守って欲しい。

私は、小麦の食品は、ほとんど食べない。
ケーキも米粉から自分で作る。米粉ケーキの記事⇒こちら
パンも米から『ゴパン』を使って作っている。ゴパンの記事⇒こちら

こんな事を考えていたら、
今日も、米粉と卵とバナナだけで、ケーキを作ってしまった。



 


お惣菜で買ったトンカツを床にばら撒く。

2016年01月24日 | 健康と滋養

昼食のおかずにと買ってきた惣菜『ロースカツ(キャベツ付)』を
誤って台所の床にばら撒いてしまった。

410円・・・・ああ、もったいない。

今日、滅多にないことだが、イオンで『ロースカツ』と『ひじきの煮物』を買った。

地元では、この惣菜メーカーの弁当や惣菜は、とても評判が良いので、
私も、試しに、たまにではあるが、買っている。


   

トンカツの包装パックは、ふたと容器が一体化している。(下側の大きい容器)

そして、すみの2箇所で圧着させてふたが閉じられている。
(セロテープとか輪ゴムなどでふたを閉めるなどしていない)

一方、ひじきの包装パックは、ふたと容器が分かれている。
ふたと容器は、すみの4箇所で圧着させてある。
4箇所でしっかり作用できるせいかどうかはわからないが、
比較的ゆるやかに圧着してあり、ゆるからず堅からず、開け閉めができる。

それに対して、トンカツのパックは2箇所止めのせいだろうか、
かなりしっかりと圧着されている。

それで、このトンカツをパックから皿に移すため、
パックを開けようと、右側のすみの圧着をはがし始めた。
かなり堅くて、だんだん力が入っていった。
やっと剥がれた時、同時に、もう一方の圧着がパカッと開いた。
トンカツとキャベツが見事に台所の床に撒かれた。

年をとって、こんな失敗をするようになったか、
と笑うしかなかった。

こんなことなら、皿に移そうなどとせず、
ひじきの煮物と同じように
パックのまま電子レンジで温めてしまえば良かった。
そうすれば、たとえばら撒くとしても、食堂のテーブルの上なので、
拾えば食べられる。



だが、この年寄りには、

パックに凹凸で印刷された次の字が読めてしまったのだ。
電子レンジ使用不可」の浮かせ文字が。

  


はっきり言えば、ふた側に印刷された浮かせ文字は、
キャベツやトンカツが入っている状態では、とても見にくい。
ましてや、裏側(容器の底側)の浮かせ文字の注意書きを読むことなど、
ひっくり返してみないと解らないから、書いてないのも同然だ。

この「電子レンジ使用不可」の浮かせ文字が見えなければ、良かった。
というか、スーパーのお惣菜で煮物とか焼き物などは、
あるいは、弁当類も、電子レンジでパックごと温めるのが常識だよね。

この惣菜メーカーの弁当や惣菜は、地元ではとても評判が良い。

だから、このトンカツだけ、ふたが空け難い、
また、そのまま電子レンジに入れられない容器を使っているのは、
きっとなにか意味があるのだろうが。