ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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葬儀はなぜ住職1人ではできないのか? 長時間の葬式に呆れる。

2017年07月13日 | 社会について独り言


当地は『お盆』が7月13~15日で行われるので、
7月に入ると、初盆宅の盆供養と檀家を廻っての読経と、お寺の住職は大忙しです。

さて、先日親戚の葬式に行ったという知人から珍しい愚痴を聞かされました。
それは、葬儀の長かったのにうんざりしたという話です。

葬儀・告別式から始まって三日目法要が終わるまでに、8時間もかかったそうです。
普通なら3~4時間といったところでしょう。

葬儀の式場も火葬場もガラガラでしたので、
だらだらと長くなったのは、間違いなく住職の都合でそうなったようです。
普通なら式場から火葬場まで住職がついて来て、お経をあげながら燃焼室に送るのに、
住職は出棺したら別の所に行ってしまったので、
なんと、火葬場の係員の合図で合掌して燃焼室に送ったそうです。
これでちゃんと成仏できたでしょうかと、知人は呆れ顔でした。
そして収骨をして式場に戻り、次の法要まで3時間待ったのだそうです。

住職が1年のうちで最も多忙の時期ですから、
主たる住職とお供の住職3人のスケジュールを調整するのが大変だったのでしょう。

それだったら、
住職は1人でやるとか、2~3人で時間をずらして分担するとかして、
親戚や参列者に迷惑をかけないようにするというやり方もあるだろうと、
ちょっと不思議な感じがしました。

住職が4人揃わないと、住職4人のパワーがないと、葬儀はできないのですかね。

葬儀の後、お釈迦様の教え・道元の教え、などを私たちに住職は説かれますが、
『葬儀は住職1人でやってはいけない』という教えもあるのかと
いつか質問してみたい気がしてきました。


『静岡大学・読売新聞連続市民講座2017』は聴く価値があるだろうか?

2017年07月10日 | 社会について独り言

『静岡大学・読売新聞連続市民講座2017』の受講を心待ちにしていましたが、
7月1日に行われた第1回は、受講を中止しました。

『静岡大学・読売新聞連続市民講座』は、
私が仕事をリタイヤした一昨年(2015年)から毎回楽しみに受講してきました。


2015年の8月22日の第1回目の講座は、
松田純先生の『変貌する身体と生命~サイボーグ化とデジタル化の未来~』でした。

デジタル技術を進め、人工臓器等を身体に埋め込むなどして、
身体の機能を人工物に代替させるのが、サイボーグ化です。
このサイボーグを軍事利用すれば、
兵士の体力・能力を高め、極限としては兵士を不死身にできるということです。

このデジタル・サイボーグ技術の今の最先端の成果として、
ロボットスーツHALを日本の山海嘉之先生が開発されたそうです。
仕組みとしては、脳からの生体電位をキャッチして装着者の意図を解読し、
アシストするように動くということで、世界唯一のロボットスーツだそうです。

先生はこの特許を国に譲渡されましたが、
『軍事用はノー』と条件をつけられました。
それで、現状HALは医療用に限られて、日本とドイツで使われ効果を上げているそうです。
各国の軍隊や警察が喉から手が出るほど欲しがっているそうです。

この第1回をはじめ、どの講座も私にはまことに『目から鱗』の感動で、
一昨年・昨年と全講座を受けさせてもらいました。

今年は申し込みをし、受講証もいただきましたが、やめました。
理由はもちろんあの『大本営報道』『前川風俗リーク報道』読売新聞の報道姿勢です。

今年の講座はおそらく、読売本社の姿勢や意向に従って、
読売静岡支局長さんは、講師の先生の原稿チェックが厳しいでしょう。
大学の先生も、自分の私生活が大新聞に暴露されるのは嫌でしょうから、
平凡な一般市民に話すことは、差し支えない程度の話になるでしょう。

仮に、今日、前述の松田先生の講座があったとしたら、
松田先生も『HALを自衛隊には使わせない』ことに賛同する仲間だ、
と言えたでしょうか。
その前に、「軍事利用云々というところは止めろ」と支局長がチェックしているでしょう。

そう言えば、静大市民開放授業の対象講座数が今年の前期から大幅に減りました。
市民と言っても私のように学びたくて通っている者もいれば、
きっと、講義内容をチェックする為に通っていた方もいて、
先生方がそれを嫌がっているのではないかとも思えてしまいます。

市民開放授業にしろ、公開講座にしろ、市民講座にしろ、
50年以上も前の学生生活に戻ったようで、
懐かしく、青春を取り戻せるような楽しい思いでした。




夏野菜の大収穫、しかし腎臓に優しく食べましょう!

2017年07月09日 | 健康と滋養

このところ猛暑が続きます。
夏野菜がどんどん穫れる時期になりました。

今朝はこれだけ収穫しました。


穫っても穫っても次々とできて来るのが夏野菜。
適宜収獲しないと肥大化してしまって、
捨てるのに苦労することになります。

それで、播種を2週間程づつずらして、6回くらいに分けて播種しまして、
9月頃まで順次少しづつ収穫できるようにしています。

ただトマトやピーマン、ナス等は水と肥料に気を付ければ、
5月に定植したものが、10月頃まで収穫できます。

CKDの方は、夏野菜はたんぱく質量とカリウム量に要注意です。
すいか:1単位500g(中の2切れ)、カリウム600mg
瓜(露地):1単位380g(中の2分の1)、カリウム1200mg
枝豆:1単位25g(10さや)、カリウム120mg
トマト:1単位430g(中~大2個)、カリウム900mg

沢山収穫できても、私としてはお腹いっぱい食べられませんので、
毎年、これら夏野菜のほとんどは、ご近所や知り合いに差し上げています。
それで、もう来年は夏野菜作りは止めようと、昨年も1昨年も思ったのですが、
なぜか今年も作ってしまいました。
ですが、だんだん体もえらくなってきたので、来年こそ止めようと思います。

ビールのつまみの枝豆は、10さやでたんぱく質3gです。
すいかと瓜はカリウムが飛びぬけて多いです。
トマトは1日1個くらいなら安心でしょう。