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ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

晴れた日は農業とウォーキングとライカ、雨なら読書と料理。
そして毎日ラジオがお伴です。

おいしい夏野菜に感謝

2019年08月13日 | 農業

毎日暑い日が続きます。
梅雨明けした7月末から、ほぼ毎日早朝4時半に起床し、
5時少し前頃から7時頃まで畑に出ています。

早朝の4時半から6時頃まで、太陽が昇る前の朝のこの時間は、
例年ですと『涼しさ』が感じられましたが、
今年は『生ぬるい風でだるさ』を感じさせます。
環境の温暖化、いや灼熱化が痛切に感じられます。

海水の温度が上昇して、台風が量産されるそうです。
私の畑でも、果樹の葉が朝から丸まってしまっていて、
太陽熱や水分蒸発から身を守ろうとしているのがわかります。

毎朝この早朝に、畑の野菜と果樹に水やりをしています。
そして、ありがたく、今朝はこれだけ収穫しました。
毎日食べられる分だけ収獲します。

水やりと多少の手間をかけてあげるだけで、
こんなに立派に育ってくれて、とても嬉しく感謝しています。
多少の不出来があっても全部美味しくいただいています。


トマトやキュウリは、そろそろ終わりです。
キンコウリとマクワウリは私はほとんど食べませんが、
昨年某雑誌で、
「上皇后美智子さまがこのようなウリがお好みで、
今年は皇居のどこかで栽培するのを楽しみにされているようです」
との記事を読みました。
それで私も今年は特に力を入れて育てて、ご近所様にもお分けしています。
(スイカやウリは、カリウムが多いので腎臓病の方にはお勧めしません)

7時頃になると、暑くて立っていられなくなります。
家に帰って、シャワーを浴び、トマトにかぶりつきます。


 


スーパーでは買えない贅沢な野菜作り

2017年06月13日 | 農業

じゃがいもの腎臓病交換表1単位は200g、カリウムは660mgです。
さつまいも、さといも等よりカリウムが少なくお奨めです。
にんにくは、同50g、270mgと少し厳しいので、
私は焼いて食べますが、1日1~2かけにしています。
大根は全く問題ないですが、私はむしろ煮汁の塩分に注意しています。


先日も書きましたように、梅雨入りの前日までに、
ジャガイモとニンニク(大蒜)を収穫しました。

この頃は、ちょっと贅沢な栽培になりますが、
自分好みの野菜を作っています。

それでジャガイモですが、これです。(「きたあかり」です。)


小さくて、皮の向きやすい、味が良い、小サイズを専ら作ってます。
芽かきをせず、燐酸と有機堆肥を主に使っています。
料理店や居酒屋で、先付けで出るあれです。
このような小サイズのものは、プロの農家さんは作りませんので、
スーパーでは殆ど売られていません。

ニンニクはこれです。




大きいと、蒸かしても焼いてもホクホクして美味しいです。
青森産の種を使っています。
やはり有機堆肥と燐酸は欠かせません。
これだけ大きいサイズだと1個300円くらいしますので、
スーパーでは殆どこれより小振りのものが売られています。

ついでに大根も今が美味しい時期ですが、


このくらいのサイズで収穫します。
種をまく時期を1週間くらいづつずらしています。
煮るとしっとりとした甘みが出る大根です。

以上、プロの農家さんでは作らない、贅沢な野菜栽培の話でしたが、
私が本当に贅沢だと思っているのは、
『種や苗などが誰でも自由に購入できる日本の農業のシステムです』
TPPがやって来ると危ないところでした。
このことは、いつか書くことにします。


ジャガイモの植え付け、そして、次のスマホ選び

2015年02月28日 | 農業

今朝も暖かい。
しかし、晴れの日が続かない。明日はまた雨だ。
2日晴れて雨、また2日晴れて雨、といった調子。
畑仕事には、せめて3日続けて雨が降らない日が欲しい。

意を決して、今日午前中に、ジャガイモの植え付けをした。
普通に、”きたあかり”と”メークィーン””男爵”を1kgづつ。

近くの農家の人が見に来て、
最近流行っているから、
『種芋の切り口を上に向けて、少し深い目に埋め、
上から黒マルチで覆ってしまう』と、
いう方法で今年はやってみる、と話していった。

これだと、
強い芽だけが伸びるので、芽かきの必要がない。
マルチが雑草を防ぎ、また、できる芋の緑化も防げる。
芋は土の浅い所にゴロゴロできるので収穫が楽。
ということらしい。

その方の今年の収穫の具合を是非見てみたいと思っている。

そして、明日は3月1日。
今使っているドコモのスマホが、2年経過する。
継続すると、料金がとても高くなるので、継続は全く考えていない。
解約金を取られない3月末日までに、
解約、またはauへのMNPのどちらかを決めないといけない。

今はこれを使っている。
ドコモ N-03E。
SDカードが外付けで使えたり、画面をTVに大写しできたりして、
とても使いやすいナイス機種だった。
(写真は同社のサイトから借用)

解約して、イオン等の安価なSIMを使う手も考えている。

もし、MNPするなら、次は、auの機種を使ってみたい。
一括0円の廉価販売になっていると良いのだが。
(写真はいずれもauのサイトから借用)

まず、HTC J butterfly HTL23



それとか、Xperia(TM) ZL2 SOL25





自前の農薬作り

2015年02月16日 | 農業

今朝は風がなく、陽が上がるにつれて暖かくなってきた。
野良仕事もそろそろの気候になってきた気がする。

春栽培の第1弾はジャガイモから始まる。
3月上旬の植え付けだが、種芋はすでに買ってある。
3月になると、売り切れになってしまうか、クズのようなものしか買えない。

春夏栽培の肥料や資材は、1月中に購入してある。
毎年、1月中旬から一月間は、特価や2割引きで買えるからだ。
農薬は使わないので買ってない。

そこで今朝は、自称”有機虫除け農薬”を自前で作った。



ニンニクの焼酎漬けと唐辛子の焼酎漬けだ。
ニンニクは焼酎のビンに入らないので、百均で買ったポリのビンを使う。
使い残しのもくさく液やちくさく液も混ぜているので、栄養補給もできる。
(人が飲めば、通販で売っている精力剤より滋養効果が高いかもしれない。)

これらが2週間もすると、強烈な臭いを発するようになる。
物置に保管しておくのだが、おかげで虫やゴキブリが近寄らない。
この”悪臭”で、畑の野菜から虫を遠のけてしまおう、というわけだ。

これを適宜、野菜に散布するのだが、約100倍に薄めて使う。
それでも、散布した日は、畑の近辺には臭いが漂う。
ご近所には申し訳ないが、劇薬の農薬が漂うよりはましだろう。


”きゅうり”で思い出すこと。農薬のことを調べてみた。

2011年01月30日 | 農業

もう20年も前の事を思い出した。
娘が小学校時代、親しい友達を数人呼んで、
お互いに”誕生日会”をしていた。
うちの娘の場合、
昼食は、妻のお手製のカレーと野菜サラダと決まっていた。
初めて来てくれて、この料理を食べた友達の一人に、
「”きゅうり”を生まれて初めて美味しく食べれた」と言った子がいた。
次の年にも来てくれて、同じ料理を食べて、
「今度も”きゅうり”を美味しく食べれた。」と言ったらしい。
事情を聞くと、”野菜嫌いだが特に”きゅうり”はまずいからダメで、
給食は仕方なく食べるが、家では絶対食べない」と言う。
そこで、妻が帰りに2~3本持たせて返したら、
母親から「息子が”きゅうり”を食べるの見て感激した」とお礼があった。
その後数年間、母親と息子さんが一緒に野菜を買い求めに来てくれた。
私の”きゅうり”が本当に美味しかったのか、
それとも小学生の”小さな恋のメロディー”だったのか、
それはいまだに定かではない。

それが今日ふと思ったのが、
ひょっとして、この少年は微量の”残留農薬”を、
味覚か嗅覚で識別できたのではないか。ということである。
私はもっぱら”忌避食品”を害虫除けに使っていて、
植え付けの初期にオルトランを少し使うだけなので、
化学農薬の知識に”疎い”。
そこで調べてみると、
  栽培期間中に同じ農薬を使える回数に決めがある。
  収穫の何日前まで使って良いか決めがある。
  使用に当たっては、薄める倍率など、技術的な決めがある。
ことなどがわかった。
それでは、合計でどのくらい農薬が散布されているかというと、
各県のホームページに開示されていた。

愛知県の場合   http://www.pref.aichi.jp/0000008570.html

愛知県では
”きゅうり”に80回農薬が散布されていると報告されている。
役所の報告なので多少控えめの数値かなとも思ってしまうし、
20年前には、このよう農薬使用の決め事など無くて、
もっと多かったのではないかと思う。

もし農薬を使わなかったら、
収穫はどのくらい減るものなのか、と調べてみたら、
農水省の関連の報告があって
      
http://www.acis.famic.go.jp/chishiki/01.htm

”きゅうり”は、60%も減収になるだろうということだ。



さてさて、今朝の私の、”畑のウォーキング”。
12月に種まきした”エンドウ”が
防風ネットに励まされながら
大きく背伸びしていた。すくすく育って欲しい。


旨い鮮魚と美味しい野菜(ガイアの夜明けを見て)

2011年01月15日 | 農業

昨夜BSジャパン「日経スペシャル ガイアの夜明け
【うまい魚を食卓へ~流通システムを変える革命児たち~】を見た。



 「漁師さんから仕入れた魚を直接売れば安価で販売できる」
 「新鮮な旨い魚なら、需要はある」
 「家庭で魚調理をしない人が、旨い魚を出せば出向いて食べに来てくれる。」
このような考えから、新鮮な魚を安価に消費者に提供しようとする人達の精進の記録であった。
宮崎県の離島から朝穫った魚を夕方には東京の料理店で食べられるようにしようと言うのだ。
もう最先端の人達は、こうして鮮魚を供給しようとしているのかと驚いた。
近所の魚屋さんが店を閉めた十数年前から魚はスーパーで買うものになったが、
たまに旅行で本場の魚料理にお目にかかったり、年に数回ではあるが自分が海で釣り上げた魚の旨さは忘れられない。
私の近くのスーパーや料理店でも、そういう”朝穫り鮮魚”が食べられるようになったら嬉しいことだが...。

翻って、私の栽培している野菜についてはどうだろうか。
「美味しい野菜を安価に消費者に届けたい。」という願いは同じ。
ただ全般的に野菜は魚ほどは鮮度は問われないと思う。生鮮野菜も1~2日は大丈夫と思う。
逆に言うと、鮮度が問われるような超高級野菜を創作する工夫が必要かも知れない。
 (そうはいっても、とうもろこし・枝豆は採ってから3時間もすれば味が落ちてしまう。畑で茹でて食べたいほどである)
ただ野菜には鮮度よりもやはり、農薬他栽培技術の問題が優先すると思う。
「安全で安価で新鮮な野菜を食べてもらうには...」
いつか「ガイアの夜明け」のテーマになるだろうが。
実は私は秘かに案を持っている。別の機会に話してみたい。