ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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お年寄りの定期預金が危ない!

2012年09月01日 | 社会について独り言

お年寄りに電話して、お金を騙し取る『オレオレ詐欺』がまだまだ続発している。
お年寄りには、その他にも、悪質なリフォーム屋とか、高額医療器具の押し売り等々、
甘い言葉で騙して、お金をふんだくろうとする輩が群がっている。

そういう中で、どこの銀行も郵便局も
『オレオレ詐欺に引っ掛かってはいけませんよ』
という啓蒙ポスターを目立つ場所に掲示している。

しかし私はつい最近、
その正義の味方のはずの銀行の女子行員から、優しい声の電話をもらったばかりに、
危うく、満期になった定期預金を没収されそうになる、という恐ろしい目に遭った。

結果から言うと、私は被害を免れることが出来た。
しかし、お年寄りの中には、被害を受けて、虎の子を失くされる方も出て来よう。
また、死亡した後、遺族が請求しても、その預金をもらえないケースも出て来よう。
そこで、私の経験を述べて、注意を喚起しておきたい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

最近は超低金利時代で、スーパー定期預金に預けても、利息はほんの僅か。
そこで、庶民としては、〇〇キャンペーンと称して優遇金利を掲げる銀行に預金をして、
少しでも多く利息を稼ごうとする。

その定期預金が満期になると、
その銀行に引き続き預金しても、優遇金利はもらえない事がほとんどなので、
他の、キャンペーンで優遇金利を掲げる銀行に預け替えることになる。
こうして、銀行間でキャッチボールするのは、庶民のささやかな防衛手段である。

そういう手法で優遇金利をもらっていたA銀行の3年定期(自動継続)が、
昨年の11月に満期になっていた。
どっちみち、解約して、上述のキャッチボールをして、
優遇金利のもらえる他行に預け替える積もりでいたのであるが、
ついつい、9ヶ月も過ぎてしまった。

ネットで調べてみると、
8月末日まで、優遇金利を適用してくれる銀行が近くにあった。
このB銀行とキャッチボールをする事にし、ほぼ4年振りにA銀行を訪ねた。

容姿端麗で、微笑に人柄の良さが現れている、好青年の行員さんに、
いきなり、『解約して、B銀行に振り込んでくれ』とは、言いにくい。

デスクに置いてあったキャンペーンチラシを手にして、
私   『これを適用してはくれないでしょうね?』と解りきった事を聞く。
行員  『はい、こちらは、新規の御資金についてだけです』

私   『そうすると、このまま3年続けるしか、無いでしょうかね』、と惚ける。
行員  『いいえ、お客様の定期は”キナガレ”になっていますから、
      新しい定期に作りかえる方が宜しいかと存じます。』

私   『”キナガレ”って何ですか』
行員  『”期流れ”とは、満期になったあと、継続も解約もされていない定期のことです。
      ただし、、お利息は普通預金の金利でついています』

ええっ、私の自動継続の3年定期が、
知らないうちに自動継続でなくなっている? どういうことなんだろう?

行員  『それは、もちろん、お客様のご指示を頂いたので、そうしています』

うわっ、わからん! 私には全然覚えがない!

(夜も更けたので、続きは後日に書きます。(続きはこちら))

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