朝靄(あさもや)立つ南アルプス・・・とても静かです、手前はまだ薄暗いカシガリ山。
いつもは平面的に見えている遠くの山々ですが靄が立つと空間の奥行きを感じて素敵です。
墨絵や日本画などで距離を表す古典的な手法に「空気遠近法」があります、大気が持つ性質を利用した空間表現です。遠景になるほど形をぼやかしたり、青味がかった空の色に近づけるなどして、空間の奥行きを表現します。
日本映画などでもよく見受けるシーンです。こんな情景を静かに見せておいて急に太鼓が「ドン!」と鳴ったりして、場面が変わります・・・・・ドン!(もう三月です)
〜〜〜〜〜〜〜
霧(きり)、靄(もや)、霞(かすみ)の違いを知っていますか?
・・・調べてみました。大気中に小さい水滴や吸湿性の粒子などが浮遊し、遠方のものがかすんで見える現象をいうそうです。どれも同じであとは「濃さ・見えずらさ」の違いらしい。
濃い順・遠くが見えずらい順に並べると、きり(fog)> もや(mist) > かすみ(haze) になります。詳しくは気象庁にお問い合わせください。
〜〜〜〜〜〜〜
ps)大谷選手結婚おめでとうございます🎌