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250度になった薪ストーブは全体にポカポカして熱いぐらいです。
関東では春一番が吹きましたが、まだまだ寒さが厳しい山の国からのお話。
余りにも寒かった外から戻ると、急いで薪ストーブに火を入れる。薪ストーブが暖まるまでは40分ぐらい、ストーブが熱くなり部屋全体が暖かい良い感じになるまでは1時間はかかる。薪ストーブは200〜250度ぐらいが快適なのだがそこまで暖まるには結構時間がかかるものだ。その間が寒いので、手持ちの小型石油ストーブをそばに置いて暖まりながら薪ストーブに火を起こす。この矛盾に満ちた姿は一体なんだろう?と自分でもいつも思う。
一旦火が起きると薪ストーブほど頼りになるものは無い。250度になったストーブは大きな薪もすぐに燃やしてくれる。赤くなった熾火(おきび)の上に太い薪を置くだけですぐに炎につつまれる。これにだんだん慣れてくると、すこし大きめの広葉樹の薪をくべ、空気量を調整して炎と温度を長時間保つようにする、これがなかなか楽しい。
こんなことをしていると、今度は残りの薪のことが心配になってくる。薪はどんどん燃えていく、軒下や床下にいくら薪を積み上げて蓄えてもきりがない。薪づくりの戦いの日々は続く。
冬の山小屋の生活は休まることがない・・・楽しいけどね。
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火をおこす。
薪を選ぶ、焚き付けには小さく細いものが良い。
この日の焚き付けは大工さんにもらった残材を使用。
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残材を空気層をとりながら適当に積み上げる。
上に着火剤を置きチャッカマンで点火する、
着火剤がなければ丸めた新聞紙で十分。
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蓋を閉めてしばらく火が廻るのを待つ、小さな焚き火の要領。
焚き火より薪ストーブが簡単なのは、薪の大きさや並べ方に関係なく火が廻ること。
焚き付けの火が安定して熾火ができ始めたら太く大きな薪をくべれば良い。
消す時は薪を足すのを止め空気孔を閉じて翌朝まで何もしない。
水をかけたりは絶対にしない、一晩経てばかならず白い灰になっている。