「アルハンブラ宮殿」のライトアップがとても綺麗でした。
夜景の方が柱の繊細さがとてもよくわかります。
この細い柱がこの宮殿全体の軽やかさを印象付けます。
グラナダに着いたその夜、アルハンブラ宮殿の「ナイトツアー」に参加した。
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ツアーと言っても、特にガイドさんが案内してくれるわけでもなく、
宮殿の入口付近の決められた場所に定時に集合し受付を済ませると、
順番に入場してあとは自由行動。
団体行動の苦手な私たちにはとてもありがたい、ゆる〜いツアーでした。
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「アルハンブラ宮殿」は私が学生の頃から「憧れ続けていた建築」。
だからこの夜は夢が叶ってとても嬉しかった。
本当に美しい建築でした!
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イスラムの人たちの「美」の感性は本当に凄い!と感心します。
そしてその「美」に敬意をはらい大切に伝えたスペインの人たちにも感心します。
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宗教や考え方が違うという理由で、文化的遺産を「破壊」してしまっては何も残りません。
530年前にこの地がイスラムから再びスペインへと奪還された当時、
数年間に及ぶグラナダの激しい攻防戦の後、
最後はこの宮殿の崩壊を避け穏やかにスペインにあけ渡したイスラムの人たち、
そしてこの宮殿の文化的価値に敬意をはらい後世に残したスペインの人たちに感謝です。
この「美しい世界」を残してくれてありがとう!
ライトアップが素敵な「ライオンの中庭」、とても良い感じ。
美しい舞台を見るようでした。
細い柱のシルエットが美しいですね。
「ムカルナス」と呼ばれる鍾乳石のような繊細な天井装飾に驚きます。
とにかく凄いんです!
あまりの凄さに首が痛くなりました。
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「ナイトツアー」からの帰りは、宮殿の丘から坂道をのんびりと下り市内へと戻りました。
歩きながら「この坂道ってテレビの旅番組で見たね」「そうそうギター屋さんに寄るやつでしょ?」「そしたら偶然にギターの達人が現れる」「そうそう偶然、偶然にね。ハハ」
・・・明日の昼間、また来るのが楽しみです。