品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

測定5Sの必要性-2

2012-10-05 06:11:58 | 品質計量管理
測定器の汚れの発見方法-1
配電盤のメータをよく観察すると、異常が発見できる。トヨタ自動車の元計量課長の故川島吉男様から教えていただいた方法である。

川島さん、製品不良の発生する工作機械の前に直径1メートルの円を書いて、その円の中に立って工作機械の動きを観察するように、大野耐一氏から命令されて観察して見たら機械の異常が発見できたという方法である。

配電盤の動きを観察したら、配電盤が制御している設備に異常があると思えてので、設備を点検したら水量計の汚れを発見し、冷却水の水量が不足していることを発見した。

測定の汚れの発見方法-2
毎月の計量委員会で、まず、現場パトロールを行ないその結果を検討し、検討結果から改善を実施する。測定器の汚れは現場パトロールで発見できる。

上記の2つの発見法は、共に効果的である。現場パトロールはISO9001を導入している企業では内部監査で行なうとよい。

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